A.B.C-Z・橋本良亮、“末っ子キャラ”から“若きエース”へ 初ソロコンサートに高まる期待

 これまで、体育会系のA.B.C-Zにおける“かわいい末っ子、はっしー”として、愛されてきた橋本。20代後半になった他のメンバーに比べて21歳と若く、豊富なキャリアを持つ4人よりも、あとからグループ入りしたため、ダンスやアクロバットの技術面でも必死で追いかけてきた印象だった。誰よりも努力をしてきた彼だが、その苦労時代をあっけらかんと明るく話すポジティブさが、また彼の魅力だ。

 もちろん、橋本の成長をバックアップしたメンバーへの思いは強い。ことあるごとに、4人への感謝の言葉を述べる彼を見ていると、一つひとつの壁をしっかりと乗り越え、スキルへと変えてきたのだということを感じさせるのだ。そして、今ではグループを引っ張る立派なセンターとして、その地位を確立。歌唱力も表現力も着実に成長を遂げている。

 そして、今回やってきたソロコンサートというチャンス。彼自身もジャニーズの公式Webサイトで「末っ子キャラ封印しますね。大人の橋本良亮でいく」と、大人の男を見せていくことを宣言。さらに「来たことを後悔させません。絶対」と、自信をうかがわせる。

 職人肌のメンバーに鍛えられた橋本が、どのような進化を遂げるのか。このソロコンサートは大きなターニングポイントになるかもしれない。

(文=佐藤結衣)

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