HKT48指原莉乃、反抗期の矢吹奈子を諭す 「奈子ちゃん、これがテレビよ」

 後半では指原が誰の両親から届いたものかを伏せたまま、いくつか川柳を読み上げた。最初の「携帯を ソファに置く癖 治してね」という川柳に対しては、指原が「ずぼらな子だ」と率直な感想を述べると、若田部が「田島芽瑠が私の足元にあるロッカーを勝手に使っている」と、読み上げたのは田島の両親ではないかと予測。田島はこれに対し「私、一個の枠に収まりきらないんです」と言い訳をし、メンバーを爆笑させた。

 続いてメンバーの両親から寄せられた「グラビアで やっぱり気になる 胸、貧乳」という一句に対しては、田島が「これじーな(神志那結衣)じゃない? いつも一生懸命寄せてるし、前は『これいっぱい漏れた』っていう写真を見せてもらった」と暴露。続けて指原が同じ両親からの川柳として「お風呂場で まっぱで寝ている カッパかな」と読み上げると、またしてもメンバーから「絶対じーなだよ、頭がハゲてる」と指摘が入り、3つ目の「やめてくれ! トイレのドアは 閉めなさい」という句を読み上げたところで本人が挙手し見事正解した。神志那はトイレ事情について「広いところでスッキリしたい。お父さんが通るたびにバタンと閉めます。楽屋のトイレもたまに開けてる」と明かした。

 とあるメンバーの両親から寄せられた「むすめ風呂 脱衣所に座る おばあちゃん」という句には、指原が「ひとりでお風呂に入れないので、おばあちゃんが本を持って脱衣所で座っている」と補足した。この時点で田中美久が真っ赤な顔で俯いているのをスタジオの全員が確認するが、ひとまず番組は進行。2番目の「母悲し まくらや布団を 投げられて」という句が読み上げられた時点で田中が挙手し「お化けがいたらどうしようって思うから」とお風呂の一句について弁明した。

 コーナーの最後には、ある両親から「反抗期 ヒドすぎ最近 笑えない」という切実な一句が寄せられた。指原が「家族が崩壊している」と語ったその両親からは、2番目の「服売り場 欲しいの全部 丈合わず」という句に対して「早く背が伸びるといいねと声をかけたら『遺伝じゃね?』って言われた」という悲しいエピソードも補足された。ここで自分が読まれていることに気づいた矢吹奈子が手を挙げ「前まではママに『反抗期にならないよ』って言ってた」と思春期特有の感情を明かすと、指原が母親からのメッセージとして「最近は『ママのいうことをよく聞いてたのに』というと『前はわからないから聞いてただけ。今は何がいいか悪いか自分で判断できるようになったの! ただそれだけ』と言われる」という内容を読み上げた。すると、矢吹は目に涙を浮かべて「ごめんなさい…」と号泣。反省の色を見せた矢吹に対し、指原は「番組で紹介されると思わなかったでしょ。奈子ちゃん、これがテレビよ」と諭したところでコーナーが終了した。

 番組の最後には、岡田が推しメンとして田中を挙げ、その理由について「自分のギャグで笑ってくれた」と“共通したギャグセンス”を評価した。

 そのほかにも、指原以外のメンバーがMCを務める『HaKaTa百貨店 ANNEX』が放送され、森保まどかの司会で「最近の楽屋事情」というテーマについて、激論が繰り広げられた。このコーナーの完全版は、インターネット動画配信サービス・huluで見ることができる。

(文=向原康太)

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