嵐、SMAP、V6、Sexy Zone……紅白歌合戦「ジャニーズ」勢、今年の見どころは?

「SMAPは今年、紅白出場を辞退するのではという噂が立ちましたが、それは後進のKis-My-Ft2に枠を譲る可能性を考慮してのことでした。グループとしての勢いを見ると、Kis-My-Ft2が出てもおかしくはないので、もしかしたら来年はSMAPがバトンを渡すかもしれません。また、嵐も5年連続で司会を務めたので、そろそろ別の方に変わっても良い頃ではないかと、ファンの間でも囁かれています。15周年を経て新しいモードに突入する時期かとも思いますので、来年は違う形での活躍も見てみたいですね。次の司会としては、ジャニーズではV6の井ノ原さんあたりが担当すると、説得力があるかもしれません。少し心配なのは、今年はグループ内ユニットなどの新しい試みに挑戦したものの、ファンから不評を買ってしまったSexy Zone。若手枠での出演かと思いますが、ここで全メンバーでのパフォーマンスが観れないと、ファンの不満がさらに募りそうです。NHKホールは『ザ少年倶楽部』の収録現場で、メンバーにとっても馴染みがある場所ではあるものの、最近は5人揃って出演するということがなかったので、ファンも待ちわびていることかと思います。年末くらいはみんなで仲良く『勇気100%』を歌ってほしいですし、来年は5人での安定した活躍を望みたいですね」

 まさにジャニーズの“いま”が垣間見れるような出演陣となった今年のNHK紅白歌合戦。同日には毎年好例のカウントダウンコンサートも開かれるので、そちらの出演陣と比較すると、さらにグループ同士の位置付けが明確になり、より深くジャニーズの文化を楽しめるのではないだろうか。

(文=松下博夫)

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