椎名林檎、二階堂ふみへの楽曲提供を希望「ワケありな人に興味がある」
椎名林檎が、11月9日放送の『LIVE MONSTER』(日本テレビ系)に出演。MCの中村正人(DREAMS COME TRUE)と、演出や作曲術について語り合った。
冒頭、椎名が中村に「学生時代に女の子ばかり9人編成ぐらいのバンドがあって、文化祭のテーマソングが『go for it』で、この時初めてボーカルをやったんです」と、ドリカムの楽曲をカバーしていたことを明かすと、中村は「すごいだろー!?」と観覧客に向かって喜びをアピール。椎名はその後、玉田豊夢(ドラム/100s)、山口寛雄(ベース/100s)、竹内朋康(ギター/Ex.SUPER BUTTER DOG)、浮雲(ギター)、ヒイズミマサユ機(ピアノ/PE'Z)といったバンドメンバーと共に「NIPPON」を披露。間奏のセッションでは椎名を交えて激しいせめぎ合いを見せた。
同番組では「椎名林檎 音楽家としてのマナー」として、「曲は他の人が歌うイメージで作る」と紹介。椎名は幼少時代、自身の声が気に入らなかったらしく、現在も「変な声なのはわかってますけど」と、違和感を感じているという。これに対し、中村が「ワン・アンド・オンリーな人たちはみんな変な声だよ。マイケル・ジャクソンもシンディー・ローパーも。決していわゆる『良い声』ではないよね」と変わった声だからこそ特徴的になれるということを説明し、椎名も「なるほど」と納得した。
その後、椎名は「カーネーション」は石川さゆりを、東京事変「女の子は誰でも」は松浦亜弥をそれぞれイメージして作ったと明かし、ともさかりえや栗山千明への楽曲提供について話が及ぶと、「デビューの時にはもう広末ちゃんとかともさかちゃんには書いていた」と楽曲制作の裏側を明かした。中村が椎名に対し「作ってみたい人はいる?」と質問すると、彼女は「二階堂ふみちゃん。PVとか見てみたいでしょ?」と、新進気鋭の若手女優・二階堂ふみの名を挙げた。椎名はその理由として「ミュージシャンでもいいけど、ワケありな人に興味がある。立っただけで、声も出していないのに『何かワケがありそうだ』と思われる人に書いてみたい」と語った。