Sexy Zone、Kis-My-Ft2、A.B.C-Z……グループの垣根を越えた“繋がり”に見るジャニーズの強み
「同世代で違うグループのメンバーと交流することによって、彼らはグループ内では言えないような悩みを共有することができます。A.B.C-Zの塚田僚一さんとKis-My-Ft2の宮田俊哉さんの仲が良いのは、彼らがグループ内で似たようなポジションであり、彼らにしかわからないピンポイントの感情を共有できるからかもしれません。直面する課題に対し、同じグループ内だと意見が対立することもあるでしょうが、別のグループのメンバーであれば客観的なアドバイスをくれるということもあるでしょう。また、ジャニーズにはグループが煮詰まった際に、その相談を受ける先輩というのが必ずいます。ジャニーズグループの多くがくすぶっている時期を乗り越えられるのは、そういう先輩たちが的確なアドバイスをくれるからではないでしょうか。実際、SMAPの中居正広さんやタッキー&翼の滝沢秀明さんのように、後進の育成に力を入れるメンバーもいます。このようにして成功体験を受け継いでいることが、ジャニーズの強みのひとつであることは間違いないかと思います」
ジャニーズが今なお芸能界のトップを走り続けられるのは、組織内で培われた人間関係が相互に良い影響を与え合っているから、という面も大きそうだ。