第1弾アーティストは吉澤嘉代子! 日本クラウンとヤマハが新レーベル発足

第1弾アーティストとして、デビューする吉澤嘉代子

 

 日本クラウン株式会社と株式会社ヤマハミュージックアーティスト、株式会社ヤマハミュージックパブリッシング(以下、ヤマハと総称)による新レーベル「e-stretch RECORDS」が発足。そのコンベンションが3月13日、都内にて開催され、第1弾アーティストとして吉澤嘉代子のデビューが発表された。

 北島三郎や西郷輝彦などの演歌、歌謡歌手、People In The Boxや、それでも世界が続くなら、などのJ POP/ロックアーティストという多彩なアーティストが所属している日本クラウン。「ライトミュージックコンテスト」から始まり「TEEN’S MUSIC FESTIVAL」などのオーディションを開催し、椎名林檎やaiko、NICO Touches the Wallsを輩出したヤマハ。歴史も実績もある両社がタッグを組み、「e-stretch RECORDS」は設立された。このレーベルは、一過性ではなく、恒久的に良質な音楽に取り組み、人々があらためて「音楽のある生活の喜び」を取り戻すきっかけとなるアーティスト・作品の輩出を目的としているという。レーベル名の頭文字の“e”には、3つの意味が込められている。「良質な」を意味する「excellent」、「興奮させる・ワクワクさせる」を意味する「exciting」、「永遠の・普及の」を意味する「everlasting」、そして“stretch”は、その3つの“e”の意味を持つ音楽を、世の中に「拡げる」という意味を込めてネーミングされた。

 コンベンションでは、新レーベルからの第1弾アーティストとして、5月14日にミニアルバム『変身少女』でメジャーデビューする、吉澤嘉代子がライブを披露。インディーズでリリースされて高く評価されたミニアルバム『魔女図鑑』から、代表曲の「未成年の主張」でスタートした。

吉澤嘉代子 「未成年の主張」リリックビデオ

 レトロでポップなサウンドが印象的な「未成年の主張」は、人懐っこい歌詞やボーカルが生むキャッチーさも彼女の魅力。ステージではバンド編成で『変身少女』から「美少女」「ラブラブ」「チョベリグ」「ひゅるりメンバー」といった曲も披露し、みずみずしい歌声を弾ませた。2011年11月に、ヤマハ主催のコンテスト「“The 4th Music Revolution”JAPAN FINAL」でグランプリとオーディエンス賞をダブル受賞した彼女。リード曲の「美少女」では、その経歴も納得できる、高いソングライティングのスキルと個性的なパフォーマンスを感じることができた。

コンベンションでライブを披露した吉澤嘉代子

 

 前述した通り、多彩なアーティストの音楽制作、マネージメントに関わってきた両社。今後はどのようなアーティストを生み出していくのか、新レーベル「e-stretch RECORDS」の動向に注目していきたい。
(文=編集部)

新レーベルロゴ

 

■リリース情報
ミニアルバム『変身少女』
発売:2014年5月14日
CRCP-40373
価格:1,667円+税

〈収録曲〉
01.美少女
02.チョベリグ
03.ラブラブ
04.きらい
05.涙のイヤリング
06.ひゅるリメンバー

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