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タミヤ「ムカデロボット」、なぜセンサー無しで障害物をさける? 機構を再現する“模型”の面白さ

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 タミヤの”楽しい工作シリーズ”は、この「機構の模型」としてのありようを中心に据えたシリーズである。このシリーズはいわゆる一般的なプラモデルではなく、手漕ぎボートやリモコンで動くロボットやはずみ車を動力として使った車など、モーターや歯車、各種のセンサーなどの機構に従って実際に動くものばかりだ。「ムカデロボット工作セット」がタミヤから発売されるのも、このシリーズの存在が大きい。かつて模型と教育のメインストリームに存在した「機構を再現した模型」の血を継いだシリーズが、この”楽しい工作シリーズ”なのである。

 最新のロボットの運動制御にヒントを与える実験用機材が、安価なキットとして大手模型メーカーから発売される、という商品が「ムカデロボット工作セット」だ。この「現在先端の研究で使われている機材がダイレクトに量産・販売される」というダイナミックさこそが、このキットの真髄なのである。古くから存在する模型のあり方と最先端のロボット研究が交錯している面白さは、この製品の大きなアドバンテージと言えるだろう。

■しげる
ライター。岐阜県出身。プラモデル、ミリタリー、オモチャ、映画、アメコミ、鉄砲がたくさん出てくる小説などを愛好しています。

      

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