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V6はジャニーズの天下をとるか? 岡田准一『関ヶ原』で見せた役者としての実力

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 司馬遼太郎の名作小説が原作の本格時代劇映画、『関ヶ原』が8月26日に公開された。8月26、27日の国内映画ランキングで初登場1位を獲得し、2日間で観客動員31万2431人、興行収入3億9587万100円を記録する好スタートを切っている。

 主演を勤めるのは、ジャニーズきっての演技派と名高いV6の岡田准一だ。かねてより、岡田の演技力は各方面から高い評価を得ているが、『関ヶ原』ではその真骨頂を味わえる。合戦のシーンでは鬼気迫る表情と巧みな馬術で緊張感を表現し、毛利家が兵を動かさなかった時は苦虫を噛み潰したような顔で悔しさを表したかと思えば、想い人である伊賀の忍び・初芽に向ける表情と語気は武将とは思えないほど優しい。「純粋すぎる武将」と呼ばれた石田三成そのものだ。

 役所広司、平岳大、有村架純、東出昌大、西岡徳馬、キムラ緑子など、岡田の周りを固める日本を代表する役者たちにも全く引けをとっておらず、岡田の俳優としての実力が伺える。結果、岡田演じる石田三成は関ヶ原の戦いに敗れたが、岡田の演技は徳川家康演じる役所広司と遜色ないレベルと言っていいのではないだろうか。

 岡田が出演している映画を見ていると、力ある役者たちにしっくり馴染んでいるためか、つい本業が俳優なのではないかという錯覚を起こしてしまうが、彼もV6というアイドルグループの一員なのだ。一時期、V6をメディアで見る機会が減ったが、その間も岡田をはじめ各メンバーの活躍は続いていた。そして、V6の活動はここ数年さらに活発化してきている。

 V6がデビューしたのは1995年、今から22年前だ。当時森田剛と三宅健の「剛健コンビ」は相当な人気で、その2人を含むグループがデビューするとあり、大きな話題になった。そこに彗星のごとく表れたのが岡田だ。『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』(日本テレビ系)内のコーナー「ジャニーズ予備校」のオーディションに合格し、すぐにデビューした岡田はほぼ下積み時代がない。しかし、V6の人気と数々のドラマ・映画出演を経て、一気に人気を獲得していった。その後も着実に演技経験を積んでいき、「V6岡田の演技がスゴイ」と世の中から評価されるのに反し、徐々にV6の活動は落ち着いていく。メディア出演よりも、舞台で活躍をしていた時期である。

      

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