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欅坂46、2年目の『欅共和国』で見せた圧倒的な進化 荻原梓がスケールアップした演出を徹底解説

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 昨年の初開催以来、欅坂46にとって夏の定番行事となりそうな予感のある『欅共和国』。富士急ハイランド・コニファーフォレストで行われるこのイベントは、野外ならではの演出を駆使した年に一度のお祭りだ。今年は3日間の開催となり、設備の規模も増強。よりパワーアップした欅共和国が”開国”された。

 3日間を通して最高気温は30度超えながらも、日差しが傾くと過ごしやすい気候に落ち着く高原地帯。日射は強いが頬を撫でる風が心地よい。針葉樹で囲まれた会場付近からは蝉の声が聞こえ、たまにトンボが風に乗って横切っていく。まさに大自然の中でのライブだ。

ステージの表情が七変化する”やりたい事てんこ盛り”なライブ

 17時過ぎに開演することでまだ明るい「日中」から「夕暮れ時」、そして「夜」という三段階のシチュエーションがあり、その中で「欅坂46(漢字欅)」→「けやき坂46」→「欅坂46(漢字欅)」というグループ間のバトンタッチによる三部構成がある。その上でざっくりと、

(1)放水や泡で盛り上げてスタートダッシュする「序盤」

(2)トロッコや風船を使ってアイドルらしく振る舞う「前半」

(3)バトンを受け取ったけやき坂46が会場を湧かす「中盤」

(4)スタイリッシュな黒スーツでクールに決める「後半」

(5)暗闇の中で光を巧みに用いながら魅せる「終盤(アンコール)」

 という流れを見せる。さらに、”集団行動”のパフォーマンスで欅坂46とダンサーたちが対決するような冒頭と、その2組が和解するような本編ラストでイベントそのものをビシッと締める。

 ……といったようにステージの表情が七変化する。この”やりたいことてんこ盛り”なライブを、「よくぞここまでまとめた!」というのがまず第一の印象だ。

 そもそも、事前に我々には「びしょびしょ・ぐちゃぐちゃになる!」というテーマがひとつだけ伝えられていた。実際、世界最大級のウォーターショットを何発も発射させ、会場は序盤からずぶ濡れに。特に初日は油断していたファンも多く「もう笑うしかない」といった観客の反応が印象的であった。

 しかし、”やりたいこと”が本当にそれだけならば、昼公演にして最初から最後まで好き放題放水してしまえばよいのだ。”ウォーターフェスティバル”なんて言葉も聞こえてきたが、実際はそうしたテーマの他にもやはり手広く挑戦しているのである。となると、これだけの”やりたいこと”を実現させる材料と、本人たちの意思、それを実現させるための入念な打ち合わせ、そして大勢のスタッフの協力があったのだと予想される。今年の『欅共和国 2018』は明らかに昨年の規模をあらゆる面で上回っていた。

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