V6 三宅健が明かした、森田剛&井ノ原快彦の素顔 『タッキーの滝沢電波城』で奔放トーク

 タッキー&翼の滝沢秀明がパーソナリティを務める『タッキーの滝沢電波城』(ニッポン放送)。3月11日放送回には、舞台『滝沢歌舞伎2017』で共演するV6の三宅健がゲスト出演した。三宅といえば自身のラジオ『三宅健のラヂオ』(bayfm)で、人間ドッグの体験談を熱弁したり、メンバーの坂本昌行を「昭和をまだ行く“トレンディー坂本”。最近握手会やってないけど、トレンディー坂本限定の頭ポンポン会みたいなのをやろうよ」と独自な視点で魅力を開拓したりと、自由な発言で楽しませてくれることでおなじみ。つかみどころのない猫のような三宅と、翻弄されながらもキッチリとリードする犬のような滝沢の対比が面白い回となった。

 この日の三宅は、オープニングでは滝沢が「今日あんまりノッてない感じですか?」と心配になるほど借りてきた猫のようだった。そのあたりのナチュラルさも、三宅の魅力だ。先輩の三宅を包み込むようにエスコートする滝沢には、器の大きさを感じずにはいられない。徐々に温まっていく三宅のトークエンジン。「V6はプライベートで連絡を取り合っているのか」という話題になると、いよいよ本調子に。

 「今のところ一応全員(の連絡先)は知ってるかな。ひとり、なんか勝手に番号変えて、行方くらますヤツがいる。森田(剛)っていう……」と暴露すると、滝沢が大笑いしながら「安心しました。絵文字いっぱいとか、ちょっと引きますもんね」と森田のイメージを伝える。だが、その予想を瞬時に覆す三宅。「あいつ結構、絵文字とかスタンプとか使ってくるよ。俺のほうが淡白だもん。ああ見えて中身、女の子だから」という予想外の発言に、しっかり者な滝沢も「マジっすか、剛くん?」と思わず素の反応が飛び出してしまうほどだった。

 そんな三宅や森田を筆頭に、個性派揃いのV6は「やりたいことも、考えも、趣味も、みんなバラバラで、すり合わせるのは気が遠くなる作業」と続ける。その作業をしているのは、今や司会者として大活躍中の井ノ原快彦だという。「最近出てきたのよ、“折衷井ノ原”が」と、“トレンディー坂本”に続く、独特なネーミングセンスで表現する三宅。「たとえば、僕と岡田(准一)の意見が割れると。はいはいはいはい、岡田はこうで、健はこう。なるほど、いいじゃん。ってことは、岡田の意見と健の意見を“オォン(PPAP風に)”しちゃえば」と、折衷井ノ原の言動を説明。大人になって落ち着いた井ノ原を「もともと熱血先生みたいなタイプの人だった。山下真司だから、ジャニーズの。でも、だいぶそういうのがなくなってきて、ぜーんぶ出がらしになっちゃったみたいな」と、褒めているのかイジってるのか絶妙な持論も実に三宅らしい。

 さらにデビュー当時、コンサートのMCでなかなか話さなかったカミセンに、トークを必死に振っていたことで、今の井ノ原の司会スキルが培われたんだとまで豪語。これには滝沢も「いやいや健くん違うよ、それは(笑)。僕、そのときバックについてたけど、井ノ原くんひとりでがんばってるなーって思ってた」と異論を唱えるも、「アハハハ。井ノ原快彦は、俺たちが育てたところはある。もうちょっと俺たちにバック(マージン)ほしいよね」と、全くひるむ気配がないので「今度、井ノ原くんにもゲストに来てもらって、そのへん聞いてみたい」ということに。もしかしたらその回は“折衷井ノ原”ではなく、“熱血井ノ原”が復活するかもしれない。

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