セクゾ マリウス葉、WEST 中間淳太、JUMP 岡本圭人…“国際派”メンバー活躍への期待

 ジャニーズグループは、国内にとどまらず、世界各国にファンが存在する。その人気を受け、KinKi Kidsが台湾・香港でのコンサート開催や、Hey! Say! JUMPが2012年に香港公演を行った経験を持つ。また、昨年2015年には、タッキー&翼の滝沢秀明が座長務める『滝沢歌舞伎』がシンガポール公演を開催し、グループやコンサートに限らず、舞台やソロ活動での海外進出も活発になっている。

 そういった世界各国での活動に欠かせないのが、“外国語を話せる”スキルだ。今回は、各グループが世界のフィールドで活躍する上でキーマンとなるであろう、外国語を得意とする国際派メンバーに注目したい。

Sezy Zone マリウス葉

 先月11月16日にデビュー5周年を迎えたSexy Zoneの最年少メンバー・マリウス葉は、ドイツ人の父親と日本人の母親を持ち、日本語と英語、ドイツ語を話すことができるトライリンガル。「nikkansports.com」によると、グループ結成のわずか3カ月前、ドイツから日本へ移住したばかりの頃に行った会見では、ジャニー喜多川社長が「国際性を持たせたかった」と、グループを世界進出させる上で欠かせない人物としてマリウスを紹介していた。(http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20110930-842678.html)また、雑誌『QLAP!』(音楽と人)2016年12月号では、メンバーの佐藤勝利が「マリウスには未来のほうが感謝する機会が増えそう。いずれは海外での活動もできたらいいし、そのときには絶対マリウスの語学力を頼ることになるから。外交官的ポジションを確立させてほしいな」と話しており、5周年を迎えてグループとしての地位が確立してきた今、メンバーからの期待も大きいようだ。

中間淳太

 ジャニーズWESTの中間淳太も日本語、中国語、英語を操るトライリンガル。父親が台湾人、母親が日本人のハーフであり、『ちっこいMyoJo』(集英社)2015年4月号によると「KinKi Kidsの台湾公演の際に行われた台湾Jr.のオーディションに合格」して現在に至っている。2016年4月21日放送『ヒルナンデス』(日本テレビ系)では、中間が外国人店員に流暢な英語で注文する場面が放送され、5月12日放送回においては「GYOZA BAR Comme a Paris」で野菜ギョウザを紹介する際に、中国語で味の感想を述べるスキルを披露した。KinKi Kidsの台湾公演がきっかけで中間がジャニーズに出会えたように、ジャニーズWESTの海外公演が叶った際には、同じように現地の少年たちにジャニーズになる夢を与えることができるかもしれない。

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