丸本莉子が語る、リアルなラブソングへの挑戦とストリートライブにかける思い

丸本莉子が語る新たな挑戦

 丸本莉子が5作目となる配信シングル「ガーベラの空」をリリースした。3月にリリースされたミニアルバム『フシギな夢の中』以降、丸本は2017年7月に開催する主催イベント『ヒーリングサミット2017』に向け、都会のビジネス街から全国の街までストリートライブを中心にライブをしてまわる『丸本莉子ライヴワーク2016~1万人との癒し旅』を開催中。今作は新たな取り組みとして作詞家の藤林聖子氏を迎え歌詞を共作し、作品、ライブと変化を取り入れながら活動を行っている。今回のインタビューでは、密着取材を行っている『丸本莉子ライヴワーク2016~1万人との癒し旅』から「ガーベラの空」、『ヒーリングサミット2017』に向けた今の丸本莉子について話を聞くことができた。(編集部)

「やるたびに課題が見つかる」

――前回から約5カ月ぶりのインタビューになりますが、今年3月にリリースしたミニアルバム『フシギな夢の中』のリアクションは、いかがでしたか?

丸本莉子(以下、丸本):それまでは割と“励ましソング”というか、聴いてくれる人の気持ちを鼓舞するような曲が多かったんですけど、あのミニアルバムは、結構バラード中心のミニアルバムになっていて。でも、ひとつの丸本莉子の世界観として聴けたって、いろんな人から言われたので、それが嬉しかったですね。

――その後、丸本さんは、6月30日から約一年間の月日をかけて、都会のビジネス街から全国の街までストリートライブを中心にライブをしてまわる『丸本莉子ライヴワーク2016~1万人との癒し旅』をスタートさせました。これは、どんな意図のもとに始めた企画なのですか?

丸本:私は、もともと広島のストリートで歌っていたし、これまでもストリートライブはたくさんやってきたんですけど、東京都内のライブがちょっと少なめだったかなっていうのがあって。なので、都心のストリートも含めて、これまでやってなかった場所でライブをやって、新しい人と出会っていくことも、どんどんやっていこうと思ったんです。それで、この「1万人との癒し旅」というのをスタートさせました。

――すでに20本近くのライブを行っているようですが、実際やり始めてみていかがですか?

丸本:まだまだ、やるたびに課題が見つかる感じですよね。だけど、「次はこうしよう」とか「次はああしよう」っていうのが、すぐに次のライブに活かすことができるので、自分としてはライブをやるごとに成長できていると思います。

――課題というと、たとえばどんな?

丸本:やっぱり、ライブの見せ方ですよね。それはセットリストの選び方であったり、MCの仕方であったり……そこにこだわればこだわるほど、結果が変わってくるので。たくさんの人を巻き込むような歌い方って、どういうものなんだろうというのは、常に考えていて。あと、その場所の雰囲気や、聴いてくれる人たちの顔ぶれに合わせ、何曲かカバー曲をやったりするんですけど、そのチョイスについても、いろいろ考えたりしています。今は夏なので、JITTERIN'JINNさんの「夏祭り」をカバーさせてもらったり。ちょっとでも聴いたことのある曲を歌っていると、通りすがりの人も足を止めてくれたりするので。ホント、日々課題の連続ですね。

――なるほど。

丸本:あと、その日のライブが終わったあとに、ツイッターのハッシュタグ企画をやっていて、「#あなたにとっての癒しとは」っていうのをツイッターでつぶやいてもらうんです。そうやって、実際にライブを観てくれた人たちと積極的にコミュニケーションを図ることにトライもしています。

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