嵐 相葉雅紀、優しくも“頼もしい”キャラクターに変化を遂げる? 番組やCMでみせた新たな一面

 先日、『2016年上半期タレントCM起用社数ランキング』(ニホンモニター調べ)が発表された。その男性タレント部門で、嵐の相葉雅紀が12社で堂々の1位に輝いた。続いて、11社の櫻井翔と二宮和也が2位、10社の松本潤が3位、9社の大野智が4位という結果となり、メンバー全員がトップ5入りを果たした。

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(C)タナカケンイチ

 嵐というグループの“強さ”はどのカテゴリーでも多く語られるが、CMで彼らはとにかく強さを発揮している。5人揃っての出演はもちろんのこと、各メンバーがソロで出演するものも多い。グループで活動しながら、それぞれのキャラクターを活かし個人で活躍するーーSMAPをはじめとする先輩グループが切り開いてきた、グループの理想的な活動スタイルを、今もっとも具現化しているグループだ。

 なかでも今回は、1位に輝いた相葉雅紀に焦点をあてたい。彼は前回の『2015タレントCM起用社数ランキング』(同)でも1位に輝いており、連続首位となった。これまでも当サイトでは、度々相葉の魅力についてふれてきた。松本とともにファンから「モデルズ」と称されるスタイルの良さ、聞くものに安心感を与える特徴的でおっとりとした声や話し方、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)で動物とのふれあいでみせるとびきりの笑顔など、CMの起用数にも表れているとおり、相葉の好感度の高さは抜群なのである。

 しかし、そんな誰からも愛される温厚なキャラクターの相葉にも、内に秘めた意外な願望があることが先日、番組で明らかとなった。7月20日に放送された『ホンマでっか!?TV 夏の暑さを嵐でぶっ飛ばスペシャル』(フジテレビ系)に出演した相葉は、番組内で「夢がスローモーションになるのを直したい」という悩みを告白。定期的に殴り合いのケンカをする夢を見ることがあり、自分が殴ろうとすると決まってスローモーションになるという不思議なエピソードを明かした。この悩みに、生物学評論家の池田清彦氏は「夢だと分かっていないと、優しい人は殴ると危険だと思ってスローになる」と指摘。一方、心理評論家の植木理恵氏は「本当に心の中で殴りたい人物がいる可能性がある」「『もっと俺は認められていい!』という気持ちが絶対にあるはず」と分析した。さらに、印象評論家の重太みゆき氏は「世間のイメージは優しい人だけど、心のどこかに『俺は強い男なんだ』という憧れがある。(イメージを)変えられないから、夢の中でケンカをして勝ってみたい、強い男をやってみたいというものが出てくる」と語った。これらの分析に対し、相葉は「めっちゃめちゃ恥ずかしいっすね」と赤面しながらも、重太氏の「サンドバッグで殴る体験をすれば、スローになる夢は直る可能性がある」というアドバイスに真剣に耳を傾けていた。

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