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乃木坂46の14th選抜は“激動前の安定”? 深川麻衣初センター、堀未央奈選抜復帰の意図を読む

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香月孝史
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 乃木坂46が1月31日放送の『乃木坂工事中』(テレビ東京系)で、14thシングルの選抜メンバーを発表した。

 今回は13thシングル『今、話したい誰かがいる』の16人選抜から1人増え、17人選抜に変更。センターには、今回のシングルをもって乃木坂46を卒業する深川麻衣が初めて選ばれた。しかし、ほかのメンバーに関しては、前作でアンダーセンターを務めた堀未央奈が選抜へ復帰したことと、“十福神”の配置が変更になったこと以外、目立った大きな変化は起こっていない。

 2015年末に『紅白歌合戦』に出場し、各メンバーが「勝負の年」と位置づける14thシングルにおいて、今回の選抜メンバーはどのような意味を持つのだろうか。リアルサウンドで乃木坂46系の記事を多数執筆し、『「アイドル」の読み方: 混乱する「語り」を問う』の著者であるライターの香月孝史氏は「大きな変化がない部分に注目したい」と述べた。

「乃木坂46は、2015年末の『紅白歌合戦』出場を経て、より多くの人に注目されるポジションへと進みました。グループの功労者である深川さんが卒業を控えていることもあって、彼女をセンターに抜擢しましたが、選抜の顔ぶれだけを見返すと、堀さんの選抜復帰以外に変化はありません。これは2016年第一弾シングルとして、波乱を起こしてかき回すよりも、紅白以降に興味を持った人々に対し、昨年後半から引き続く流れの中で盤石のメンバーをもってグループをアピールしたいという狙いがあるのではと感じます」

 また、深川の卒業シングルという位置付けについては「これまでになかった」ことであると述べた。

「ライブの少ない乃木坂46は、昨年末の『乃木坂46 アンダーライブ at 日本武道館』で永島聖羅さんが卒業を発表したことが特例といえるほど、卒業へのプロセスをドラマチックに見せることが少ないグループです。これまではブログやHPなどで卒業発表を行ない、次の握手会などをもって卒業とするメンバーが大半でした。深川さんの場合、グループ自体も選抜常連メンバーの卒業を経験することが初めてですし、14thシングルの制作・活動まで比較的時間の猶予のある進行で卒業に向けて準備ができます。メンバーが循環していくタイプのグループにおいては、フロントメンバーが卒業していく時に大きなイベントとして盛り上げていくのはよく見られることですが、乃木坂46は今回ようやくそのタイミングが訪れたということなのでしょう。AKB48グループでフロントメンバーが卒業する際の楽曲では、卒業になぞらえた詞が書かれることもありますが、歌詞をあまり直接的にグループに引き寄せてこなかった乃木坂46の場合、14thの表題曲がどのようなものになるのかも気になります」

     
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