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新生・東京パフォーマンスドールはどう進化する? 「ダンスサミット」の画期性を解説

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香月孝史
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 東京パフォーマンスドールの2ndシングル『DREAM TRIGGER』が11月26日にリリースされた。また同シングルリリース日には、11月いっぱいをかけて開催されてきたZeppツアー「東京パフォーマンスドール ZEPP TOUR 2014秋 ~DANCE SUMMIT“1×0”ver2.0~」の最終公演も行なわれ、大阪、愛知、福岡を回ったツアーのラストをZepp DiverCity TOKYO(東京)で締めくくった。

 今年5月に行われた9日連続の対バンイベントにも象徴されるように、2014年は東京パフォーマンスドールにとって、アイドルシーンに本格的に参入し始めた年であった。特にこのグループがシーンに与えた衝撃として代表的なのはライブにおける強さだろう。ここでは、東京パフォーマンスドールのライブの特性に注目して、彼女たちの際立ったパフォーマンスの根にあるものを探ってみたい。

 「ダンスサミット」と称される東京パフォーマンスドールのライブでとりわけ注目されるのは、MCを挟まず繰り広げる歌とダンスのノンストップ展開、いくつもの衣装の早着替え、それに照明やセット、プロジェクションマッピングを含んだ舞台効果によるトータルの完成度である。ダンスサミットは他のグループにないテンポをもたらす、アイドルのステージングの先端として話題になった。ノンストップライブを旨とするダンスサミットそのものは、1990年台前半の初代東京パフォーマンスドールが行なっていたものを継承し、それを今日的にアップデートさせたものだ。また、いくつもの曲をMCなしで連続してパフォーマンスすることは、他のグループにも時折見られる演出ではある。その意味では、アイドルシーンにとってノンストップライブそれのみが特段に画期的ということではない。それでも彼女たちのライブがアイドルシーンにインパクトを与えることができたのは、そのパフォーマンスの目指す射程が、今日のアイドルというジャンルとはやや違うところにあったからかもしれない。

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