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「怪盗ジョーカー」OPテーマで話題 “ロック界の奇行師ヒーロー”アルカライダーとは一体何者か?

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 TVアニメ「怪盗ジョーカー」(TOKYO MX)のオープニングテーマ「怪盗ミラクル少年ボーイ」を手掛けているアルカライダー。じつは彼ら、地球から約6(ロック)万光年離れた「アルカランドロス星雲」からやってきた「ロック界の奇行師ヒーロー」。地球人になりすまし、「ロック界の奇行師」と称して人気者になっている極悪音楽奇術集団「アルカラ」をこらしめるために活動する正真正銘の正義のヒーローだ。

 地球デビュー曲「怪盗ミラクル少年ボーイ」は、トリック、アクション、カーチェイスなどを取り入れた「怪盗ジョーカー」の世界観とリンクした歌詞が印象的なロックチューン。サイケデリックかつダイナミックなバンドサウンドはまるでアルカラのようで、「彼らがアニソンを作ったら、きっとこんな感じになるだろうな」と誰もが思うはず。さらに仮面ライダー・シリーズ、「ゴレンジャー」をはじめとする戦隊シリーズのテイスト、伝説のグループ「エキセントリック少年ボウイオールスターズ」を想起させるタイトルなど、ディテールの詰め方も最高。アルカライダーのメンバーは、日本のアニメ、戦隊モノ、バラエティ番組などにかなり精通しているようだ。お笑いのセンスも抜群なので、もしかしたら彼らはアルカランドロス星雲における関西地区の出身なのかもしれない。

アルカライダーのシュールなイメージビデオ -怪盗ミラクル少年ボーイver.-

 話は変わるが、知名度のあるバンド、アーティストがまったく違う音楽をやる、もしくはイメージに縛られず活動したいと思ったときのやり方として、“覆面バンド”という方法がある。有名なところでは、トラヴェリング・ウィルベリーズ。ジョージ・ハリスン、ジェフ・リン、ボブ・ディラン、トム・ペティ、ロイ・オービソンという大御所たちが「全員、ウィルベリー家の兄弟」という設定でバンドを結成。1stアルバム「トラヴェリング・ウィルベリー Vol.1」(‘88年)は世界中で大ヒットを記録した。

 日本における代表的な覆面バンドとしては、やはりザ・タイマーズを挙げておきたい。メンバー全員が土木作業員風の格好、「現場でサボって遊んでるうちに結成された」という設定で登場した彼らは(メンバーの名前はザ・タイガースのパロディ)、「原発賛成音頭」「あこがれの北朝鮮」「宗教ロック」などの問題作を次々と発表、ロックファンからの強い支持を獲得した。(筆者はコンビニのCMで彼らの「デイ・ドリーム・ビリーバー」が流れるたびに、渋谷公会堂のライブで“ばら撒けサリン”と合唱したことを思い出します)。アイデアとタイミング、音楽性が上手く重なれば、覆面バンドという手法はまだまだ有効なのだと思う。

「怪盗ミラクル少年ボーイ」にしても、もし仮にアルカラにアニメソングのオファーがあったとして、メンバーが「このバンドでやるのは難しいかもな」と考えていたところに突如“アルカライダー”が現れたのだとしたら、これはもう渡りに船、いや、渡りにライダーだったはず。おそらく音楽性もかなり似ていると思われるので、両者の直接対決もぜひ見てみたい。

(文=森朋之)

■リリース情報
『怪盗ミラクル少年ボーイ』
発売:2014年11月5日
VICL-36975 ¥1,000(税抜)
〈収録曲〉
1. 怪盗ミラクル少年ボーイ
2. ゆけ!アルカライダー ~アルカライダーのテーマ~
3. 怪盗ミラクル少年ボーイ -シェンフーシュバイツREMIX-
4. 怪盗ミラクル少年ボーイ -INSTRUMENTAL-
TOKYO MX&キッズステーション放送アニメ「怪盗ジョーカー」オープニングテーマ
※封入特典:「怪盗ジョーカーVSブラックくだけねこ」特製オリジナルステッカー
※アルカラ9月24日発売New Album『CAO』とアルカライダー11月5日発売1st Single『怪盗ミラクル少年ボーイ』W購入者対象に「アルカラVSアルカライダー2015年オリジにゃルカレンダー」をプレゼント。応募方法など詳細は、アルカライダー「怪盗ミラクル少年ボーイ」商品内に封入されている応募専用ハガキを参照。

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