彼女への返信にAIを使う男「チャピ男」が増加中? Z世代のコミュニケーション実態調査
Jiffcyは、Z世代を対象とした最新のコミュニケーションに関する実態調査の結果を発表した。8月7日の「話す日」に合わせ、返信にAIを用いる男「チャピ男(ちゃぴお)」の実態とZ世代のコミュニケーションツール選びに着目してまとめられたものだ。
同社は「コミュニケーションの可能性を解放する」をミッションに掲げ、テキストでありながら感情が伝わるテキスト通話アプリ『Jiffcy』を提供している。今回の調査は、『Jiffcy』のユーザーボリュームが最も多いZ世代を対象に行われた。
調査背景として、Z世代はソーシャルネイティブ世代といわれ、高い情報感度とデジタルリテラシーを持つ一方、生成AIを日常のやり取りにまで活用するようになっている点が挙げられている。LINEリサーチが15〜24歳の4,745人に行った調査では、生成AIを利用している人は約8割、文章の作成や添削に使う人も3割を超えたという。
調査結果によると、「彼氏からの返信で、AIを使って返信してきていると感じたことはありますか?」という質問に対し、「よくある」が8.2%、「時々ある」が7.1%となり、Z世代女性の約15%が経験ありと回答した。ヒアリング調査では、Z世代の恋愛文脈において返信にAIを用いる男を「チャピ男」と呼ぶ現象があることも明らかになった。
AIを使って返信してきていると感じる場面としては、「やり取りが長引いた時」が42.9%で最多、次いで「悩みを相談した時」が28.6%となった。返信に手間がかかる場面でAIが用いられやすいと考えられる。
彼氏の返信がAIだと感じたときの気持ちについては、「もやもやする」が47.7%で1位、「悲しい」が46.5%、「冷める」が32.3%と続いた。一方で「嬉しいと思う」はわずか1.3%にとどまり、大切な相手からの返信にAIを用いられることに違和感や悲しみを抱く人が多いことがわかった。
「AIを使って返信してくる人は増えていると感じますか?」という質問には、「とても増えている」と「増えている」を合わせて約半数(47.5%)が「増えている」と回答した。
「AIで返信される心配がないと感じるツールはどれですか?」という質問では、「電話」が63.9%で最多、次いで「Jiffcy」が54.1%となった。文字でやり取りするツールの中では『Jiffcy』が最も高く、「LINE」(23.0%)の約2.4倍という結果になった。背景には、『Jiffcy』が入力中の文字を1文字ずつリアルタイムで映し出す仕様により、AIを用いられる心配がない点があると考えられる。
また、『Jiffcy』を使う理由として最も多かったのは「特別感があるから」(43.2%)で、「話したいことが伝わりやすいから」(42.1%)、「AIで返信されることがないから」(37.9%)が続いた。
■西村成城(株式会社Jiffcy 代表取締役CEO)コメント
今回は、主にAIがZ世代のコミュニケーションにおいてどのような影響を与えるかを主眼に調査を行いました。すると、着実にコミュニケーションの場においてもAIが介在することが多くなっていることがわかりました。
特に、「チャピ男」(返信にAIを用いる男)という言葉は象徴的で、AI時代におけるコミュニケーションの難しさ、またあり方を考えさせられる言葉だと思いました。
Jiffcyは「AIで返信される心配がないと感じるツール」として電話に次いで2位にランクインしていますが、リアルタイムコミュニケーションにおいてもAIが影響を与える日は遠くないと考えており、今後も最適なコミュニケーションの形を模索していきたいと思います。