「資本主義は勝ち続けている」 ClaudeとCodexの“リセット合戦”にユーザー沸く

Anthropicは7月16日午後0時58分、Claudeの「5時間ごと」と「週単位」の利用制限を、全ユーザーを対象にリセットしたと発表した。
その約15分後、OpenAIのTibo Sottiaux氏も、CodexとChatGPT Workの週間利用枠を再び100%に戻すと投稿。両サービスのアクティブユーザーが900万人に達したことを理由に挙げている。同氏はClaudeのリセットについて、「彼らのリセットボタンを盗んだ」と冗談めかして応じた。
I actually stole their reset button. You're welcome
— Tibo (@thsottiaux) July 16, 2026
両社による“リセット合戦”は、今回が初めてではない。Anthropicは7月10日にも、Claudeの5時間・週間制限をリセット。OpenAIもGPT-5.6とChatGPT Workを投入した後、Plus、Business、Proプランの5時間制限を一時撤廃し、CodexとChatGPT Workの利用枠を繰り返し補充してきた。
両社は一連の措置が競合への対抗策だとは説明していない。ただし、発表の時期が近接していることから、ユーザーの間では競争の結果と受け止められている。
Another reset for our Codex and ChatGPT Work users. Actually hit 9M active users way earlier today, but then got distracted by the approximately millions of things the team is doing to keep the systems up and reliable.
Should have that sweet 100% weekly usage limit back in a few…
— Tibo (@thsottiaux) July 16, 2026
一連の動きを受け、AIメディア「Every」のCEOであるDan Shipper氏は「capitalism stays winning!(資本主義は勝ち続けている)」と反応した。競争によって、料金を変えずに利用可能量が増える状況を歓迎したものだ。
capitalism stays winning! https://t.co/J3sQVyvCB8
— Dan Shipper 📧 (@danshipper) July 12, 2026
AI競争の軸は、モデルの性能だけでなく、「定額料金でどこまで仕事を任せられるか」へ移りつつある。ただし、OpenAIの制限撤廃は一時的で、今回のリセットも恒久的な上限緩和ではない。消費者にとって重要なのは、リセットの回数ではなく、この競争が利用条件の持続的な改善につながるかどうかだ。





















