『時計じかけのマリッジ』西澤アナ&キョウスケインタビュー 「ずっとしゃべってる」30日間の婚活で”結婚成立“に至った2人の今
タイムリミットは、30日後の結婚式——。ABEMAで放送され、話題を呼んだ婚活リアリティーショー『時計じかけのマリッジ』は、婚活初心者の女性3人が、ハイスペックな男性30人の中から結婚相手を見つけ出す“期限付き婚活プログラム”だ。
同棲中の相手と関係を続けるか、別れて次の相手を選ぶか。その決断を毎日繰り返しながら、結婚というゴールを目指していく本番組。その短くも長い旅路の果てに、最終的に結婚成立となったのが、ABEMAアナウンサーの西澤由夏(ゆか)と、男性参加者のキョウスケだった。
初回デートでのすれ違いを経て一度別れる決断に至ったものの、“時を戻すデート”で改めて向き合っていく姿が大きな印象を残したふたりに、婚活プログラムを通して見えた自身の変化や、番組後の現在について話を聞いた(すなくじら)。
『ABEMA』総力特集 人気作品の裏側に迫るインタビュー&コラム
「婚活は恥ずかしいことじゃないと気づいた」(ゆか)
──参加者それぞれのリアルな恋愛観や結婚観が見えるということで、回を追うごとに話題を呼んでいた本番組ですが、放送中の周囲からの反響はいかがでしたか?
キョウスケ:小学校から大学までの同級生や、社会人になってからの知人まで、いろいろな時期に関わってきた人たちから連絡をもらっています。僕自身、これまで恋愛リアリティーショーをあまり観てこなかったので、「こんなにみんな観ているんだ!」とびっくりしました。
ゆか:私も仕事現場で共演者の方から「観てるよ」と言ってもらうことが多くて。反響の大きさに、結構驚きました。
先日も千鳥の大悟さんとご一緒したんですけど、大悟さんが恋愛リアリティーショーを観ているイメージって、あまりないじゃないですか。実際に観てはいないかもしれないんですけど(笑)、気にかけてくださっていたみたいで。(収録中の)カメラが回っていないところで「恋リアどうなった?」と聞いてくださいました。
──今回の婚活プログラムに参加する前と後で、ご自身の考え方が変わったと感じる部分はありますか?
キョウスケ:相手と本音で語り合い、向き合うことの大切さをすごく感じました。これまで異性に対して、自分から心の内を話したり、お互いの違いについて話し合ったりすることをあまりしてこなかったんだなと思って。
特に、ゆかさんと僕はけっこう違うタイプなんだと思います。育ってきた環境も、関わってきた人たちも違いますし。だからこそ、その違いをちゃんと受け止めたうえで、どう進んでいくのかを目を見て話し合う。それができるようになったことは、自分の中で大きな変化でした。
──限られた時間で相手を知っていかなければならない場面が多かったと思いますが、コミニケーションの中でどんなことを意識していましたか?
キョウスケ:会話の一つひとつを丁寧に理解していくことですかね。時間がないので、いま出ている言葉だけではなく、その背景にある考えや思考は何なのか。そこまで想像してみることを大事にしてました。
──ゆかさんは、参加を通してご自身の中で変わったと感じるところはありますか?
ゆか:私は少し別軸になるんですけど、「婚活って恥ずかしいことじゃないんだ」と気づきました。実は、この婚活プログラムへの参加が決まる1年くらい前から、(私生活において)婚活をしていたんです。人になんとなく言いたくないし、相談しづらいものだと思っていて。友達も結婚している人が多くて、なかなか言えないところもありました。
でも今回、共同生活をする中で、女性3人で泣いたり笑ったり、語り合ったり、支え合ったりしながら婚活ができたことで、“もっと公に頑張っていいものなんだな”と感じました。
──婚活でつらいことがあったとき、女性3人で肩を抱き合う場面も印象的でした。戦友のような存在に励まされることも多かったのでは?
ゆか:そうですね。本当に「早く女子部屋に行きたいね」「今日、女子部屋でのトークないの?」「早く近況報告したい!」という雰囲気で、30日間を過ごしていました。みんな、本当に仲良くなりましたね。
ひとりじゃないことに勇気をもらえる場面も多かったですし、違う角度からの意見を毎日もらえて。自分が気づいていない部分も、2人に教えてもらいました。
──1年くらい前から私生活でも婚活をされていたとのことですが、結婚相手を選ぶうえで「こういう人がいい」「ここは大事にしたい」という軸はすでに決めていたのでしょうか?
ゆか:正直、考えているつもりで全然考えられていなかったんだなと参加中に気づきました。「自分は何を軸にやっていたんだろう」という感じで。それはうまくいかないわ、と思いました。
この婚活プログラムの中でたくさんの方に会って気づいたのは、私には“理想の家庭像”があるということでした。それが「会話量が多い家族」。そのため途中からは、そこを軸に婚活をしていました。
──なぜ「会話量が多い家族」が理想なのでしょう?
ゆか:自分の家族が、両親も妹も、常に何かを話している家庭だったんです。小学生のときも、母が「おかえり」と言うより先に「今日どうだった?」と聞いてくれて、私は朝から家に帰るまでにあったことを全部話す子どもでした。給食で何が出たとか、友達と何をして遊んだとか、日頃起きていることを話すのが当たり前の家庭だったんです。それが自分の理想なんだなと思いました。
──そんなゆかさんに対して、キョウスケさんは本プログラムに参加するにあたり、どのような女性と結婚したいと思っていましたか?
キョウスケ:お互いに言いたいことを言い合える関係性がいいなとは思っていました。あとは、結婚となると、20代の恋愛とは違って、「好き」とか「かわいい」とかだけではないと思うんです。人生を共にしていくという意味では、人間的に尊敬できるかが自分の中では大事でした。会話量が多い、というのは僕もありがたいですね。
ゆか:2人でいるときも、基本ずっとしゃべってるよね?
キョウスケ:結構、何でも話すよね。