手のひらの専属通訳 その驚異の実力を実証レビュー  イタリアでiFLYTEK『デュアルスクリーンAI翻訳機』を使ってみた

 2026年4月、iFLYTEK(アイフライテック)の新製品『デュアルスクリーンAI翻訳機』が日本向けに発表・販売が開始された。こちらの記事でも詳しく紹介しているので、参考にしてもらいたい。

まるで専属通訳がいるかの如し 対面翻訳デバイスの最終兵器、iFLYTEK『デュアルスクリーンAI翻訳機』ついに降臨

iFLYTEKの『デュアルスクリーンAI翻訳機』は、対面で双方が画面を見られる2画面ギミックで、円滑な会話状態を実現し、コミュニ…

 この製品の特徴は、対面で使いやすい2画面を搭載している点だ。自分と相手、それぞれの画面に翻訳されたテキストが表示されるため、相手にデバイスを自然と向けてスムーズなコミュニケーションがおこなえる。なかなかユニークなアイデアだ。

 翻訳機としての性能も業界随一で、オンラインなら最大85言語、オフラインでも最大17言語もの翻訳に対応する。日本でも海外でも使えるグローバルSIMにも対応しており、ビジネスでも旅行でも心強い翻訳アシスタントとして活躍してくれる。

 そんな本機の性能を、イタリア・ミラノでの観光で確かめてみようじゃないか。筆者のイタリア語スキルはほぼゼロに等しく、簡単な挨拶しかできない。『デュアルスクリーンAI翻訳機』を使って、うまくコミュニケーションができるだろうか?

ケース1:バールで朝食(コラツィオーネ)を注文

 やってきたのはミラノ中央駅から少し外れた場所にあるバール(カフェとバーを兼ね備えたお店)。ミラノは国際拠点でもあるため英語の適用度は高いが、主要エリアから離れるとイタリア語しか通じないというケースも少なくない。こんなときこそ『デュアルスクリーンAI翻訳機』の出番だ。

 さっそくレジにて「会話翻訳」機能を使って注文をしてみた。「パニーニとカプチーノをください」と言うと、相手からレスポンスが。このレスポンスがリスニングでは聞き取れなくて困っていたのだが……。

 翻訳機によると「ハム入りで?」と聞かれていたようだ。なるほど、パニーニにハムを入れるかどうか確認してくれていたようだ。ここはぜひハム入りでお願いして、無事に注文完了。

 イタリアではレシートをカウンターに持っていき商品を受け取る、先払い方式が一般的。フードのカウンターでハムたっぷりのパニーニを、バリスタからはカプチーノを無事に受け取ることができた。

 今度はミラノ屈指の観光地、ドゥオーモおよびガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世にやってきた。ガレリアは世界最古のショッピングアーケードで、壮大なガラス張りアーチやモザイク床が観光客を楽しませている。

 十字路の中央付近に位置するジェラート店にて、『デュアルスクリーンAI翻訳機』を使って注文を試みる。「オススメの味を教えて」と聞くと、ピスタチオとのこと。賑やかな場所だったが、互いの声もしっかりと集音されていた。

 2箇所のお店で実際に注文をしてみたが、2画面の使いやすさも実感できた。相手の視線をデバイスに注目させることができ、テキストが表示されたら相手も意図を理解できているようだった。今回はグローバルSIMを使いオンラインで翻訳したが、スピードも申し分ない。

案内テキストは写真翻訳にお任せ

 今度は音声ではなく、イタリア語のテキストを翻訳してみよう。例えばこの写真のようなイタリア語の案内を見つけたら、『デュアルスクリーンAI翻訳機』の「写真翻訳」の出番だ。

 パシャっと撮影すれば、数秒ほどで翻訳が完了。なるほど、このテキストはレストランの案内板のようだ。ガレリアのなかでも特に歴史あるお店だということがわかった。

 また、2026年4月15日には『デュアルスクリーンAI翻訳機』に大きなアップデートが来ており、写真翻訳や会話翻訳の内容を要約できるようになった。

 さきほどのレストランの案内を要約すると、このように表示された。簡潔にまとまっており、概要を知るには充分な内容だ。テキスト翻訳は文字量が多くなるのが億劫だったが、こうして要約してくれるなら気軽に使っていけそうだ。

 『デュアルスクリーンAI翻訳機』本体は薄型コンパクトで、スマホと同じような感覚で持ち歩ける。リバース充電にも対応しているから、観光を終えたらモバイルバッテリーのようにスマホを充電する役割を持たすことも可能だ。

海外において、圧倒的な安心感を与えてくれる傑作ガジェット

 なんとなくでも英語が通じる国であれば、最低限のコミュニケーションはできる。しかしそうでない国においては「オススメはどれですか?」「カフェはどこ?」「◯◯駅までタクシーでお願いします」といった、簡単な文章を伝えることすら難しい。

 そんなときに『iFLYTEK デュアルスクリーン AI翻訳機』があれば、これほど心強いことはない。多くの言語に対応し、レスポンスや見やすさも申し分なし。先述したグローバルSIMは製品購入時に2年間無料で付帯するので、例えば海外に行く直前に本機を購入してもしっかりと役に立ってくれるだろう。

 少なくとも筆者は『iFLYTEK デュアルスクリーン AI翻訳機』を持っているおかげで、臆することなくミラノの街を歩くことができた。スマホの翻訳機能でも賄える場面はあるが、バッテリー残量が気になるし、マップや情報表示にスマホを使っている場面も多い。専用の翻訳機があれば、それぞれをしっかり使い分けることができるのも利点だと感じた。バッグに収まる専属通訳の、なんと頼もしいことか。

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