たった2週間で3億5000万字もの“プレイヤーの物語”が 文字だけRPG『サーガ&シーカー』クローズドβの結果発表

 ダグドリア スタジオは文字だけRPG『サーガ&シーカー』のクローズドβテストの結果を発表し、第二回クローズドβテストの実施も決定した。

 『サーガ&シーカー』は、文章生成AIの技術を用いた「物語錬成ゲーム」だ。プレイヤーが行動を入力するだけで、生成AIが物語の描写を描いてくれるといった内容になっている。

 今回のβテストに参加したのは約500人であり、2週間に渡って行われた。実施期間中にプレイヤーがゲームを通じて生み出した物語の総文字数は、およそ3.5億文字分という結果になった。これは「自由の女神(約93m)に迫る高さ」に相当する。

 Steamのプレイデータでは平均プレイ時間が19時間41分、中央値換算でも4時間50分を記録した。

 第二回クローズドβテストの開催が決定し、それに伴って当初リリース予定としていた12月を変更し、2026年1月に延期することを発表した。具体的な日時については後日発表される。

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