きまぐれクック、安曇野でサーモンを養殖 海でも山でも一貫した“魚愛”に視聴者「信頼できる」
“魚捌き系”YouTuberのトップランナーで、チャンネル登録者1400万人を超える「きまぐれクック」のかねこが11月27日、「【やばい】わさび畑でサーモン育てたら大変なことになった」と題した動画を公開した。
愛知県常滑市にオープンした自身初の実店舗「うお一番」も大盛況のきまぐれクック。以前から長野県安曇野市の畑を借りてわさびを育てていることを明かしていたが、実は現地のきれいな水質(湧水)を生かし、サーモンの養殖も行っていたという。その数、実に8000匹。今回の動画では、その模様を伝えている。
まずはわさびの様子からレポート。広大なわさび畑の一角に「きまぐれクック専用」の看板があり、わさびの葉が青々と茂っている。収穫に適した時期は植え付けから2年ほどで、きまぐれクックのわさびはまだ1年と少し経ったところだが、試しに一株引き抜いてみると、やや小ぶりながら「芋」の部分が立派に育っていた。わさびの芋は高価なため、一般的な食卓に上がるチューブわさびは茎の部分やホースラディッシュのような海外さんのわさびがブレンドされているという。日本人で本物のさわびを擂って食べたことのある人は「2%」とされ、きまぐれクックは「だからこそ、本物のわさびを一回食べてほしい」と語った。
そしていよいよ、農園に併設されているサーモンの養殖場へ。サムネイルにも写っている生簀には、先のわさび畑から常に新鮮な湧水が流れ込んでおり、また餌にもこだわっているため、臭みなく上品な脂つきであることが特徴だという。立派に育ったサーモンを自ら捌き、刺身にする。収穫したばかりのわさびを添えて食べれば……リアクションは実際に動画をチェックしてみてほしい。
このサーモンはわさびとセットで通信販売されるとのこと。「魚」を軸に海ではなく山にも活動範囲を広げている、きまぐれクック。動画クリエイターからお金の匂いがすることに否定的な人も少なくないが、活動の一貫性がファンの応援を呼んでいるようで、動画コメント欄には「いろんなYouTuberの中で一番信頼できるわ」「子供たちへの影響や、食文化への影響とかよく考えてて素晴らしいです!」などのコメントが寄せられていた。