霜降りせいや VS 白石麻衣、陣内智則 VS 狩野英孝……『桃鉄2』でコラボ続々 動画映えする“友情崩壊ゲー”の面白さ
桃鉄シリーズの最新作である『桃太郎電鉄2~あなたの町も きっとある~』が、11月13日に発売された。
『桃太郎電鉄2~あなたの町も きっとある~』は、発売直後から多くの実況者・ストリーマーがこぞって配信し、動画プラットフォーム上で存在感を示しているタイトルだ。シリーズの強いブランド力と配信映えするゲーム性が相まって、視聴者の注目度を一気に高めている。
本作は、サイコロを振って目的地を目指し、各地の物件を購入しながら資産を増やす“すごろく式経営ゲーム”としての基本構造は従来作と同じだが、細かい点で違いがある。東日本編と西日本編を軸にした広大なマップ構成やプレイヤーの顔がゲーム内に反映されるカメラプレイなど、公式が明記するNintendo Switch 2向け機能によって、プレイ体験は大幅に拡張されている。地元の名産や地域ネタが多数盛り込まれている点も特徴で、視聴者側が「自分の町が登場するか」を楽しめるのもシリーズならではの魅力だ。
発売に先駆けて、本作のCMにも出演中の霜降り明星・せいやと白石麻衣が激しいバトルを繰り広げたことが話題になり、陣内智則・狩野英孝というマッチメイクも。ゲーム実況者の間では、高田村(高田健志主催)VS 品行崩壊(フルコン主催)といった構図で大規模なバトルが繰り広げられたり、YouTuberのサワヤンなどが本作で遊んでおり、由緒ある「友情崩壊ゲーム」の面白さを発揮している。公式によるPR動画も多いが、視聴者は“案件”かどうかに関係なく楽しんでいる様子がコメントから伝わっている。
ストリーマーたちが積極的に本作を扱う理由として、先の展開が読めないことが最大の魅力となっている。サイコロ運による大逆転や貧乏神に関連したイベントの波乱、物件争奪戦によるプレイヤー同士の駆け引きなど、配信・実況中に自然とドラマが生まれるのだ。また、パーティーゲームとして運と実力のバランスが絶妙で、複数人で遊ぶと“わちゃわちゃ感”が強くリアクションが映えるため、視聴者もコメントなどで盛り上がりやすい。
本作は、今後も配信界隈で継続的に扱われる可能性が高いだろう。すでに複数の人気実況者や芸能人がプレイしており、公式もアップデート情報や機能追加を継続して発信していることから、長期的な注目が続きそうだ。現在進行中の実況シリーズを追いかけつつ、今後のアップデートや追加企画にも注目しておくと、このタイトルの魅力をより深く楽しめるだろう。