人気YouTuberのタケヤキ翔が10月29日、「ポルターガイストの館」というアトラクションが怖すぎると話題の遊園地「ニクスランド」（北海道登別市）を訪ねる動画を公開した。ハロウィンシーズンにぴったりの内容だ。

　ニクスランドは、北海道で最大級の飼育数を誇る水族館「登別マリンパークニクス」に併設された遊園地で、ヨーロッパ風の建築が印象的。今回は遊園地が目的のタケヤキだったが、豪奢な洋館風の水族館に惹かれ、まずは水棲生物の展示を楽しんだ。生き物に直接触れることができる「ふれあいコーナー」では、わらわらと人に寄ってくるエイが可愛くもあり、それはそれでホラーでもあった。

　目当ての遊園地・ニクスランドはというと、牧歌的な風景の中にメリーゴーランドや観覧車などオーソドックスなアトラクションが並び、「観光地」というより「憩いの場」の印象が強い。一通り満喫したあと、いよいよ「ポルターガイストの館」に挑むことに。「心霊現象が起こる」との噂もあるこのアトラクションは、いったいどんな内容なのか。

　詳しくは動画を見て、もっといえば現地で体験したいところだが、“最新鋭”とは言い難いチープ感のある部屋に通され、可動式の椅子に座り、ヘッドホンで音声を聞く、というタイプのアトラクションだ。「ようこそポルターガイストの館へ。これから信じられないような体験をするだろう」とのアナウンスを合図に不可思議な現象が起こる。没入型で、じわじわ精神を削ってくるようだ。牧歌的なムードのローカル遊園地で、不意に体験する恐怖。新型アトラクションが並ぶ大型のアミューズメントパークでは味わえない怖さがありそうだ。

　これまでさまざまな恐怖スポットを訪れてきたタケヤキ翔だけに、「ポルターガイストの館」の紹介自体はあっさりしており、むしろ水族館とどこか懐かしいアトラクションに癒される動画として見ることもできる。心霊現象の噂が気になる人はもちろん、北海道観光の下調べや、擬似デートを楽しみたい人もぜひチェックしてみよう。