東大主席合格を目指す灘高生の1日とは? 青春を楽しみ過ぎている密着動画に視聴者ほっこり

 灘中学校・高等学校卒業生による“高学歴YouTuber”グループ「雷獣」が10月26日、東京大学の主席合格を目指しているという灘高3年生の1日に密着する動画を公開した。

 密着の対象になったのは、東京大学医学部医学科在学中のベテランち(青松輝)の10年下の後輩にあたり、自身もYouTuberとして活動する加藤清五郎。部屋には全国統一小学生テストや算数オリンピックの賞状が並ぶが、サッカーや音楽活動にも取り組んでおり、学業に対してどれだけの力を割いているのか気になるところだ。

 祝日だというこの日の予定は、朝からサッカーの練習、先輩と昼食をとり、その後、文化祭の打ち上げに参加し、塾(東大受験指導専門の鉄緑会)で勉強……と、勉強以外の予定も多く詰め込まれたハードスケジュールだ。

 詳しくは動画を見てもらいたいところだが、どこまでも「受験生」という切迫感はなく、先輩たちとの楽しいやりとりが印象的だ。しかし、昼食で大盛りのつけ麺を平らげた後に立ち寄ったファミレスでは、東京大学の入試攻略問題集(数学)を取り出し、しっかりと勉強。東大の数学は120点満点で、平均点は例年、大体50点台だが、加藤は演習で90点を下回ったことがほぼないという。この日は1問を完璧に解き、「めっちゃ楽しいです」と語っていた。

 文化祭の打ち上げはカラオケで、「わたしの一番かわいいところ」(FRUITS ZIPPER)を歌うなど高校生らしい姿も見せていた。そして塾で長時間の勉強に臨み、英語の構文で苦戦したポイントがあったと振り返りつつ、銭湯で1日の疲れを癒していた。学業でいい成績を維持しながら、しっかり学生生活を楽しむ姿に視聴者はほっこりしている。

 この収録は5月に行われたそうで、だからこその余裕だとも取れるが、そのバイタリティと、ふとしたトークに感じる頭の回転に驚かされる。ベテランちが「叩こうぜ」というくらい順風満帆に見える加藤清五郎の受験は、実際どうなるのか。報告を待とう。

【密着Vlog】東大首席合格を目指す灘高3年生の神童すぎる1日。

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