日本一のボディビル男子、開幕で女子をメロメロに「高校3年生の“筋肉”です!」『今日好き チュンチョン編』1話

 10月6日よりABEMAにて放送中の恋愛リアリティショー『今日、好きになりました。チュンチョン編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。

 以下より、10月6日公開の1話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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継続組はさわ&さら&いおうの3名! アクシデントの“火種”は似すぎている女子の名前?

 新たな旅の舞台は、韓国・チュンチョン。首都・ソウルから東北東の方角に、車で約1時間半ほど離れたエリアである。地名としてはなかなか聞き馴染みがないかもしれないが、ドラマ『冬のソナタ』のロケ地として知られるなど、間違いなく人気観光地のひとつだ。

 集まったメンバーは、合計12名。本来であればここではまだ紹介しないものの、事前解禁されたキービジュアルの時点で、隠されていたはずの継続メンバーの正体が隠しきれない“筋肉”で割れてしまっていたため、さすがに今回は許されるだろう。前述の人数は、前回の『夏休み編2025』に参加していた、いおう(榎田一王)を含むものとしている。彼のほか継続組は3名で、過去の登場順に『ニュージーランド編』よりさわ(紗和)、『マクタン編』からはさら(永瀬さら)といった顔ぶれが。ここに加えて新規組9名で、男女とも6名ずつ、合計12名というなかなか大所帯で次なる旅が幕開けとなった。

 その模様を振り返る前に、今シーズンの“火種”となりそうな懸念点をひとつだけ紹介させてほしい。スタジオで“恋愛見届け人”を務める井上裕介(NON STYLE)が強くツッコミを飛ばしていた通りで、この旅に集まった女子の名前があまりに似すぎている! 新規組では、あやな(葛西杏也菜)&あやか(伊藤彩華)に、ゆうひ(岩間夕陽)&ゆうか(森口優花)の高1ペアも。さわ&さらは言わずもがなで、しかもお互いに継続組。たしかに全員が漏れなく、誰かと似た名前になってしまっている。

 これでもし、名前を呼び違えでもしてしまったら? まだ序盤であれば笑い話で済むところ、たとえば最終日に控えているだろう“最後のアピールタイム”を想像してほしい。……いや、想像すらしたくないか。実際、数年前の『今日好き』において、こんな話があった。ひとりの男子を巡って、女子ふたりがライバル関係に。そのうち片方の気持ちを諭す際、件の男子が「あっ」と、名前を呼び違えてしまい、本当に目を背けたくなる空気が流れてしまったのだ。繰り返してしまうが、まだ序盤なら……と思っていたところで、今回の『チュンチョン編』で早くも、名前の呼び違えならぬ、“聞き違え”が発生してしまった。

さわ、はる&りくとへの恋に早くも苦戦 名前の“聞き違え”で赤っ恥もナイスフォローが?

 事件は、チュンチョン出発前の顔合わせでのこと。継続組として誰に来てほしいか(あるいは、来てほしかったか)という話題で、新規組のこうし(倉上昊志)が「僕は“さら”ちゃんです!」と宣言。その流れで本人の方を向いたところ……彼女の隣にいた“さわ”が「あっ、あざまーす」と照れ隠しで軽く答えてしまった。

 もちろん、こうしが意識しているのは“さら”の方。それを指摘されたさわが「ちょっと待って!」と、“穴があったら入りたい”赤っ恥モードになるも、ここでナイスフォローをしたのが、はる(谷本晴)。自分は“さわ”に会いたかったと機転を利かせることで、さわに「じゃあプラマイゼロか」と心の平穏を保たせてくれた。

 結果的に、このやりとりはむしろプラスに働いたようで、はる×さわがその後のレストランランチで隣同士となった際、「あれでプラマイゼロはないわ!」と冗談トークを披露。そのほか、はるから「画面で観たときよりも全然かわいかった」とアピールもあるなど、お互いに相手を意識しつつ、自然体でふざけ合える空気感を作る一助となってくれたようである。こうした関係性が、友人・恋人関係のどちらにとっても大切だとは言うまでもない。

 しかしながら今回の旅で最多となる、女子4名から恋の矢印を向けられているのが、ほかでもない“はる”。この後、こちらも両想いなさらと席替えをして隣同士になると、あまりの美少女ぶりに顔合わせの際には「目を合わせられなかった」のだと本音を明かす。たしかに、前回の旅からますます垢抜けたさらの透明感たるや。日本中の男子を恋に落とすレベルである。

 ちなみに、はると同じく女子人気トップの男子が、高校1年生のりくと(森本陸斗)。先ほどの席替えにて、さわ&あやかのお姉さんペアに挟まれると「ちいかわ? 大丈夫?」と、そのおどおどぶりを思わずイジられてしまう最年少男子だ。

 彼の内気な様子に対して、こうした状況で相手をリードできるのが、またしても話題に挙げる“さわ”のよいところである。りくとが第一印象で気になった相手には選ばれなかったものの、今後の可能性があるかを尋ねた際に「ちょっと、“ないかも”みたいな反応するのやめてもらっていい?(笑)」とメタ的な視点から自虐してみたり、「おなかいっぱいにならないんだけど……やばいかな?」と、女子ならばなかなか言わないだろうことをあえて口にしてみたり。ざっくばらんな人柄に敬意を表して、こう呼びたくなってしまった。“ね、姉さん……”と。

 そんな健闘もあれど、さわははるに続き、りくとへの恋にも現時点で敗北。りくとは、さわと反対側に座っていたあやかの方を気になっているようで、話の流れで2ショットに。不運にも、モテ男子の2トップを気になってしまったさわ。今回の旅でも、彼女の恋は一筋縄では報われなさそうだ。

いおう、1秒で女子全員をメロメロに 「高校3年生の“筋肉”です!」に感じた心の成長

 そして本稿序盤に記した通り、ランチの終わり際にあの男子が登場。まだ顔が映っていないにも関わらず、その立ち姿を見てスタジオの中川大輔が思わず「このガタイのよさは!」と放ってしまった通り。現れたのは“筋肉”こと、いおうである。

 実は前述の顔合わせにて、ほぼ全員の女子が“一緒に旅をしたい継続メンバー”に名前を挙げていたのが、このいおうである。新規組はもちろん、さわ、さらにはあのさらですら、彼の登場から1秒でメロメロにされていることが画面越しにも明瞭に伝わってきた。

 しかも最初の挨拶では「高校3年生の“筋肉”です!」と、これまでの彼らしくないひとボケをカマすシーンも。“筋肉”といえば、思い出されるのは『夏休み編2025』でのこと。彼を一瞬だけ追いかけた“おひなさま”こと、ひな(長浜広奈)が命名したあだ名であり、旅を通して彼女から「心もマッチョになりなよ」と、その後のいおうの指針となる名アドバイスが贈られたのも記憶に新しい。先ほどの挨拶は、その教えを忠実に守ってだろう。間違いなく、いおうの心が強くなっている。

 そんないおうを、さらがすかさず2ショットに誘ったところで1話が終了。なお、オンエア冒頭にて明かされた通り、最終日の告白は女子からとなっている。この感じ、いおうに想いを伝える女子が一気に押し寄せて、ビーチサイドにとんでもない人数が並んでしまうのでは? 今シーズンの注目はほぼ確実に、いおうは追われる恋に悩むのだと思う。いおう、もっと鍛えて、もっと心を強く保てよ。

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