異国の子どもに連れて行かれた先は豪邸……?『世界の果てに、くるま置いてきた』4話
『世界の果てに、〇〇置いてきた』シリーズの第3弾『世界の果てに、くるま置いてきた』の第4回が10月12日放送された。
高めのテンションで、やたらなんにでもコメントをし、意図的に撮れ高を狙うくるま。その理由は、撮れ高があった際に支給される撮れ高ボーナスのためであった。というのも、ここまでで、まったく予算を考えずにお金を使ってきたくるま。それゆえのボーナスの狙いであった。
そして、くるまはノースフェイスの工場があるという地を目指す。そこまでフェリーで行こうとするのだが、なんとこの日、フェリーは欠航。すると現地の住民は5000タカで船を出してあげようと提案した。しかし、これにはくるま「少し高いな……」と難色を示す。しかし、ここで現地の住民たちは「帰りは誰も乗らないから」とくるまの値切りを拒否、最終的には4500タカで両者手を打つことになった。
しかし、またまたここで困難が。その船、まさかの下流を下るのではなく、対岸に渡るだけというサプライズ展開。だが、心配する必要は無用。もちろんオーダーは通っていたようで油を入れるために対岸にきたのだそうだ。そこで燃料を十分に補給し、無事、縫製や染め物をしている街へと向かった。
工場のある地に無事に着いたものの、そこでなぜかくるまが50人以上に囲まれるというハプニングが。子どもたちとともに楽しく「チョロ!(最高)」と叫びながら歩いていると、まさかの宗教の儀式に遭遇。それゆえ、大人から「静かに!」と怒られる事態になった。
そして、なぜか「こっちだよ」と子どもたちに誘われ、謎の路地に連れていかれるくるま。相変わらず「チョロ〜!」と叫びながらも、なぜかその集団のいとこの家に通される。そこは信じられないくらいの豪邸だった。執事までいて、冷たいオレンジジュースを振る舞われることに。そして、なぜかルームツアーへ。普段は10人で住んでいるという家に、従姉妹、そして近所のおじさんも登場。子どもたちと遊び、ランチまでご馳走になったようだ。ここでくるまはこの権力者たちの力を行使して、なんとかノースフェイスの工場にいけないかと交渉。しかし、残念ながら「金曜日は休日」とのことで、工場もお休み。くるまの目的は果たせそうになかった。
ちなみに、この人物は病院の経営をしているとのこと。父は、日本に10年以上住んでいた経験があるため、くるまをもてなしたいと思ったのだそうだ。
行き先を間違えてたどり着いた街ではあるものの、ここで信じられないくらいの良い経験をしたくるま。感謝と友情が国境を越えた、なんともハートフルな回だった。