元『タイプロ』あゆと、爆美女年上ギャルにアピールは届くのか?『シャッフルアイランド Season6』2話
フィーナへのブレイクダンスは“陽キャのマリアージュ”に
さすがは“陽キャ”揃いの『シャッフルアイランド』。前回の1話を終えて、セカイ(パーソナルトレーナー)が“低身長ニキ”として、まるで新シーズンを賑やかす出囃子のように、SNS上で番組の名を早くも広げてくれたのが先週のこと。彼の低身長女子好きによって選ばれず、その場で不満を漏らしていたIsland PINK(以下:PINK島)の高身長女子グループも、さすがに心報われたことだろう。そして今週は、今回の2話の放送終了後に、全国的に梅雨明けが発表。日本を盛り上げることに、とにかく事欠かない番組である。
さて、セカイが滞在するPINK島には、初日夜の“メッセージ投票シャッフル”によって、しん(インフルエンサー)が、Island BLUE(以下:BLUE島)のあん(『nuts』専属モデル)と入れ替わる形でジョイン。しんといえば、初日時点でもも(『小悪魔ageha』専属モデル)と早々に恋を意識させてくれた“コミュ力おばけ”だったとは記憶に新しい。
もも自身も、彼との再会を就寝前に願っていたほか、件の投票シャッフルでも、彼にメッセージを贈っていたとのこと。「やっぱり“会える”って思ってたら会えるんだなって」と、その瞳はすでに恋する女子のものに……なっていたはずだが、再会から間もなく、しんが2ショットの相手に指名したのはももではなく、この旅で初の“お誘い”をされたフィーナ(フラダンサー)だった。言わずもがな、ももは少々ご立腹である。
もしかすると、しんの方にもなにか考えがあるのでは? たとえば、ももにいまよりもっと自身の存在を意識させるとか、などと考えたのも束の間。前回の放送にてすでに周知の通り、男子はやはり単純も単純。純粋に気になったから誘ったとのことで、フィーナとともに、お揃いの照れ屋な一面を輝せる。
ももとの再会2ショットを選ばなかったことに若干の詰めの甘さはあるものの、しんの健気さと行動力には、さすがに全国の男子も見習うべきところがあった。現状、フィーナから恋の矢印が向いていないと察しながらも、自身の特技であるブレイクダンスを見たいと言われれば、その場で即実行。ダンス直前には「頑張って惚れてもらおう!」と、“あなたのために頑張っている”と、アピールを細かく挟んでくるところも勉強になる。
実際、フィーナも彼の健闘ぶりに投げキッスで報い、陽×陽の“シャッフルマリアージュ”が織りなされる。ただ、この後に待ち受ける展開で、ふたりの間にある気持ち=言葉にならない部分でのギャップが浮き彫りとなってしまうわけだが。
あゆと、年上ギャルのあんは“まだ早かった”?
その詳細に進む前に、BLUE島での動きについても触れておきたい。しんと入れ替わりで上陸したあんは、あゆと(大学生)と2ショット。こちらも少々、しん×フィーナと似た寂しい構図となってしまったのに加えて、あんはあゆとから求められて、自身の好きなタイプが「犬とライオンのハーフ」と明かしつつ、肝心の彼のことを「リス」に喩えてしまう。
「僕、犬とライオンのハーフって言われることが多い」とちょけたり、自身のアピールポイントとして「足が速い」と言いながらも、「でも僕、長距離だったんで……」と、どこか狩野英孝の芸風を感じさせる天然ぶりで笑いを誘う、あゆと。とはいえ彼自身、内心はリスの件をかなり気にしていた様子。それについても、しん×フィーナの件とあわせて、この後に説明するとしよう。
ということで、今週のシャッフルタイムは、男女とも脚力を使ったタイムアタックで対象メンバーを決めることに。BLUE島では男子陣がタイヤをつないだロープを腰に巻きつけた状態で砂丘を駆け上がり、PINK島では女子が麻袋に入り、ジャンプをして砂浜の先にあるゴールを目指す。どちらも1位になったメンバーから順に、島に残るか、あるいは移動するかを選べることが発表された。
この勝負で、BLUE島からあゆと、PINK島からはかほ(『K-1』ラウンドガール)の移動が決定。翌日の3日目朝にシャッフルが実行される。ただ、肝心なのはここから。どちらのメンバーも、先ほどの勝負での順位は3位。堂々の1位でシャッフルを選んだわけではなく、彼らの選択順までに、島を離れなかったメンバーが2名もいるわけだ。
BLUE島でいえば、1位はゆうた(パーソナルトレーナー)で、2位はだいすけ(大学生/モデル)。前回の1話を踏まえるに、どちらの男子も同じ島に滞在するみれい(グラビアアイドル)を意識してのことだろう。現状、彼女のお眼鏡にはだいすけ優勢だが、ゆうたも諦めてはいないと読める。
一方、翌日の移動を選んだあゆとは、あんとよい雰囲気になる可能性に早くも見切りをつけたように思えた。が、それ以上に女子全員を一度は見ておく目的で、移動できるタイミングがあればそうすることを考えていたらしい。思えば、彼はまだ21歳の大学生。26歳の年上で、しかもあの『nuts』専属モデルの爆美女ギャルを相手にするにはまだ経験不足にも思えてしまうが、ともあれ彼女自身はあゆとを嫌いではない様子。しん×もも同様に、ややすれ違いが生まれていたとは、このことである。