いけちゃん、念願の建築物に大興奮 奇抜な作品を見て“建築愛”語る「面白すぎるでしょ」

 2025年4月30日、女性YouTuberのいけちゃんが自身のYouTubeチャンネルを更新。建築物の見学を楽しむ様子を公開した。

 いけちゃんは、一級建築士の資格を持つ27歳の女性YouTuber。自称“ぼっち系YouTuber”で、主に旅行やグルメに興じておひとりさまライフを満喫する動画をアップしている。また、YouTuberとしてだけではなく、グラビアアイドルとしても活動中。2025年5月現在で、チャンネル登録者数は68.9万人を超える人気YouTuberだ。

 今回アップされた「長野県茅野市に8万円の高級建築ツアーがあると聞いて潜入したら危険すぎました・・・」では、建築物を回るツアーに参加した様子をカメラに写した。まずはじめに現れたのは、いけちゃんが「めちゃくちゃ見たかった」という『空飛ぶ泥船』という、建築家の藤森照信氏が手がけた作品となっている。泥船部分は茶室となっており、地上3mのところにワイヤーで吊られている。いけちゃんは「やばすぎ」と個性的な設計に驚いているようだ。

 その向こう側には『高過庵』『低過庵』という高低差がある茶室も。係員が設置してくれたはしごを登って『空飛ぶ泥船』のなかに入るいけちゃん。はしごを登っている時は揺れが激しく、「怖い」と言っていたが、なかに入ると安定するらしく「快適ですね」と感想を語り、見晴らしのいい景色を楽しんでいた。

 続いては、『高過庵』。いけちゃんは「なんなんだ、この見たことない建築物は」とコメントをし、またもやはしごで登っていく。まさに“行きは良い良い帰りは恐い”という状態だ。はしごを降りるのを怖がるいけちゃんだが「藤森建築めちゃくちゃ面白くないですか? だってどう考えても危ないじゃん。しかもこの『高過庵』、なんと高さ6mです。人間よりも高く神よりも低い高さ、だそうです」と豆知識も伝えた。

 逆に『低過庵』は階段を降りて、茶室へ入る。にじり口を開けるとボーダー柄の茶室が登場し、着物を着た女性が座っていた。なかに入ってにじり口を閉めると真っ暗に。屋根がスライドするようになっており、一気に明るくなったことでいけちゃんは眩しそうな表情をしていた。ちなみに、『高過庵』と『低過庵』はそれぞれ高床式、竪穴式をオマージュしているそうだ。

 いけちゃんが「大好物」という外壁が焼杉で作られている公民館を経て、焼杉(やきすぎ)でできた茶室へ。巨大の岩から生えているように見える木の上に茶室があるというデザインで、「わざわざこんな岩の上じゃなくてもいいのに。なんなの本当に面白すぎるでしょ」と讃辞を送った。

 その後は、藤森建築のなかでも1番新しい建築物である宿泊施設『小泊Fuji』へ。内部が撮影不可のため、いけちゃんはプライベートタイムを楽しんだようだ。翌日は小淵沢駅周辺を楽しんで動画を終えた。

 そんな同動画のコメント欄には「活き活きした顔が素敵」「いけちゃんの説明が丁寧でわかりやすい」「建築愛がめっちゃ感じられた」などのコメントが寄せられていた。

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