「流行りの人になりたくない」平成フラミンゴが明かす“2024年の裏側”と“一抹の不安”
ディズニー映画出演に『ANN0』パーソナリティ…2024年の“活動の裏側”
ーー結果的にすごくいい感じに仕上がっていますよね。8月から9月にかけて単独イベントが開催されていましたが、ちょうど8月はおふたりが揃って声優に挑戦した『インサイド・ヘッド2』の公開時期でしたね。キャスティングが決まったと聞いたときはどう思いましたか?
NICO:嘘だと思ったよね。何回か壮大なお仕事であったり、ディズニーの声優が決まりましたみたいなことをいわれて、それがドッキリだったことがあるんですよ。仕掛け人はお前かと、全員を疑っていました(笑)。
RIHO:試写会によんでいただいて、その流れで聞いたので、だからこの試写会に呼んでいただいてるのかな、という。半分信じていませんでした。
ーー確信したのはどのタイミングだったのでしょうか。
NICO:マイクの前に立ったとき。声をあてるときに映像が出るんですけど、さすがにそれは作れないから、そこでこれはガチだと。
RIHO:それぐらい信じられないというか。セリフは一言だったんですけど、一生の思い出になるぐらいの経験になりました。思っている以上にこの映像と声を合わせるのが難しくて。英語で喋っている声に日本語をのせないといけないから、口の動きとか、どこから話しはじめればいいかとか。作品を汚さないように、というのは意識しました。
NICO:滑舌とか息の吸い方とか教えていただいてできましたけど、声を録るときに話の前後がみられないので、この子がどういう子なのかがわからなくて。こんな子だろうと想像しながらやるという。
RIHO:いまだに手応えがない(笑)。
ーー公開されてからだいぶ経っていますよ(笑)。初めての挑戦でいうと、11月に「オールナイトニッポン0(ZERO)」で初めてパーソナリティーを務められましたよね。深夜にもかかわらず、SNSでは日本トレンド1位にランクインするなどすごい反響でしたが、反響の大きさに対してはどう思いますか?
RIHO:あの時間でよかったなと。
NICO:ほかの話題が少なくなる時間だったので、いいタイミングだったのかもしれない。3時から4時の放送だったので、誰も聞いていないかもと思っていたんですけど、トレンド1位になっていて。アーカイブが残っていて、それで聞いてるというコメントがあったり、普段平成フラミンゴのことをあまり話さない友達も「聞いたよ」といってくれる子もいました。
RIHO:オールナイトニッポンというものの影響力もあるだろうし、平成フラミンゴを知らない、年齢層が上の方にも聞いてもらえたので、嬉しかったですね。
ーーYouTubeでの経験がラジオに活かされたこととかありますか?
NICO:ラジオ番組は自分たちの動画で練習済みだったんです。いろいろやりたいねと話しているなかでも、ラジオは最初から1番やりたかったことで。お玉をペットボトルに貼り付けてマイクにして、布団を挟むでっかい洗濯バサミをイヤホンにして。
RIHO:それをやっておいてよかったのかな。ごっこ遊びを本気でやる日が来た。
NICO:私たちはけっこう表情で会話するので、言葉を使うのが苦手で。語彙力がそんなにないから、そこは難しかったよね。