菊池風磨、東京タワーでのキスに興奮「やばくない?」 “JKの初恋”儚く散る『キミとオオカミくんには騙されない』最終話

『キミとオオカミくんには騙されない』最終話

 実は事前の月LINEでのデートは、そうがエミリを呼び出し「まほちに気持ちが固まった」と伝えていた。そうの気持ちを理解しながらも、最後の告白に臨んでいたエミリは「2人が楽しくこれから過ごせたらいいなって思ってます」と語りながらも、後の個人インタビューでは「でもどこか期待しちゃってて」と涙ながらに、秘めた本心を明かした。

 きゃすみる(辻加純)は「最強アベックになる準備はできています」と告白。しかし、たいり(辻野太陸)の手から、風船はみるみる離れていく。たいりは手紙を通して「俺は今正直きゃすちゃんのことが好きです」「俺の人生の歴史に最高の思い出を刻んでくれてありがとう」と想いを伝え、オオカミくんとしての立場と本心の狭間で揺れる気持ちを吐露した。

 番組の新ルールを聞いた時、たいりは「ラッキーチャンス来たかも!」と解除への期待を口にしていた。これまで2人を「地元にいるよね」と楽しそうに見守ってきたMCの菊池風磨も「これが1番やばいね」「男って結局信じちゃうんだよね」と切なそうにコメント。

 オオカミくん解除を賭けた最高のカップル投票では、きゃすみるとたいりが1位に選ばれたものの、解除条件の総投票数100万票には届かなかったとのこと。風船を手放した後に上を見上げるたいりと、離れていく風船を目で追うきゃすみるの姿には、解除への願いを込めた切ない思いが映し出された。

 そしてあんころ(山本杏)はガクティー(田中学人)へ思いを告白するも、またも風船は空へ。「きっときつかったと思うけど、ずっとそばで支えてくれて嬉しかったです。ガクティーのこと好きになって良かったです」とあんころは最後までガクティーへの想いを伝え続けた。

 ガクティーは手紙で「期待させるようなことばかり言って、最後までダメなオオカミでした、本当にごめんなさい」と心情を吐き出す。先日のデートでは、あんころから「オオカミくんですか?」と問われた際、「本当ですか?」という質問にガクティーが「わかんない」と答える場面も。「ずっと俺の隣にいてくれてありがとう」という言葉に込められた気持ちは本物だったのだろう。役割を全うしながらも複雑な感情を抱えていたガクティーは、最後に涙を見せた。

 こうして今シーズンは、こた、ガクティー、たいりの3人がオオカミくんとして役割を果たし、そうとまほちの1組が晴れてカップルとなった。驚くべきは、MCの菊池風磨が最終予想で3人のオオカミくんを見事に言い当てたことだろう。番組恒例の切ない展開に加え、今回は新たに導入されたオオカミくんの役割解除という仕組みにも注目が集まった。

 視聴者である“キミ”たちからは「役割解除されたカップルも見てみたかった」という声も上がり、次シーズンへの期待も高まる結末となったのではないか。こうして今シーズン、真実の恋と嘘の恋が交錯するなかで、誰もが本気で恋をした“キミとオオカミくん”の物語は幕を閉じた。

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