番組後半では急展開を見せるメンバーも。第9話で、これまでオオカミらしい行動をとっているメンバーを考察する“オオカミポリス”として活躍していたまほち（堀口真帆）が、「“名探偵まほち”から“大恋愛まほち”になります」と宣言。下北沢デートを経て、そうへの想いを強めていったことを明らかにした。

　そんなまほに想いを寄せる男子がエリヤ（栄莉弥）だ。「俺のことも見て欲しい」とまほに告げるも、まほは「1番気になるのはそうくん。そうくんと向き合いたいな」と、迷いのない様子で答えた。この展開に、スタジオの菊池風磨は「筋通ってるな、この子は。芯がある、かっこいい」と、まほの潔さを絶賛。

　エリヤも諦めず、「それでもまほがこっち向いてくれるように頑張るわ」「こっから始まったわ」と前向きな姿勢を見せる。これまで「恋とはなにか」に頭を悩ませていたエリヤだが、ついにエンジンがかかった様子。スタジオも「頑張って！」「最高！」と、エリヤの決意に熱い声援を送った。

　まほはそう（植村颯太）への想いを明かす前に、同じくそうに恋心を抱いているエミリ（土方エミリ）にその旨を伝え、仁義を通す場面も。エミリは「まほが次に進んでくれて嬉しい」「FJK同士で頑張ろう」と、友情の絆を示した。

　一方、二人の想いを受けたそうは「えみちゃんとまほちゃんと迷ってる、ちゃんと2人と最後の最後まで向き合いたい」と複雑な心境を吐露。エミリが涙を流す場面もあり、三角関係の行方に視聴者の注目が集まる。そうは果たしてどちらを選ぶのか、番組の展開がますます目が離せないものとなっている。

　番組の終盤では、番組に新たな波乱を呼ぶ新ルールが発表され、視聴者を驚かせた。脱落を免れた男性メンバーの半数以上に潜む「嘘つきオオカミくん」の存在が、さらなる緊張感を生み出すなか、番組は思わぬ展開を見せる。

　その衝撃の新ルールとは、「キミ（＝視聴者）」による「最高カップル投票」の実施だ。13日午後11時59分までの期間中、視聴者は自身が応援するカップルに投票できる。そして、全メンバーへの総投票数が100万票を超えた場合、1位に選ばれたカップルのなかに「オオカミくん」がいれば、その役割が解除されるのだ。また、予告のなかで「ガクティー（田中学人）・こた・たいり（辻野太陸）」がオオカミなのではないかと思わされるようなシーンも登場し、次回いよいよ“オオカミ探し”が本格化する予感。

　メンバーたちにとっては、この新ルールが恋の行方を左右する大きな転機となりそうだ。

　視聴者の投票によって番組の展開が大きく変わる可能性が出てきた『キミとオオカミくんには騙されない』。果たして100万票は達成されるのか、そしてどのカップルが1位に輝くのか。番組は新たな局面を迎え、さらなる盛り上がりを見せそうだ。

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