朝倉未来アイドルプロデュース『Dark Idol』合格者インタビュー セカンドチャンスにかける“想い”

――メンバー同士の支え合いや、特に助けられたと感じた審査について教えてください。

星野:合宿オーディションの1日目に課題曲を披露したとき、歌詞が飛んじゃったんです。普段はメンタルが崩れにくいタイプなんですけど、さすがにめちゃくちゃ落ち込んじゃって。そんなとき杏香ちゃんが「大丈夫だから」って元気づけてくれました。それがすごく心強かったですね。

谷屋:同じ敗者復活組だったので、気持ちがよくわかったんです。最初の課題曲披露で歌詞を忘れるのはメンタル的にきついだろうなって。3日間ある合宿の最初からメンタルやられたら大変だと思って。オーディション経験者として、「ここで折れたらもったいない」って思いました。

石川侑依

橋本:合宿のCOOLチームは難易度が高くて、私も本番直前のリハーサルで間違えてしまい、メンタルあらくれ女だったんですけど(笑)。チームメンバーが常にフォローしてくれました。本当にメンバーに救われたなって感じます。

――サプライズ訪問で来てくれたAIさんのアドバイスもありましたね。

橋本:そうなんです。「考えても仕方ない」「開き直るしかない」「失敗してもいい」みたいなことをすごく言ってくれて。ずっと拝ませてもらってました。本番前、AIさんの姿を見て、もう(手を合わせるポーズで)こんな気持ちでしたね(笑)。

前垣:私は、3rdステージ「アイドルフェス審査」のとき、ポリープができちゃって歌えなくなったんです。そのときはチームメンバーがほんとに支えてくれて、パートを交代してもらったり調整してもらったり。そこで“チームの良さ”に気づきましたね。

――個人インタビューのフリップには「絶望」と書いていましたよね。

前垣:そうでした(笑)。でもそのあとは割と前向きに考えられて、ダンスで魅力を発揮しようって切り替えました。

――さまざまなタイプの参加者と一緒に過ごして、「魅力的なアイドル」についての考えは変わりましたか?

谷屋杏香

一条:全体を通して、思いやりのある子がすごく魅力的だなって思いました。支え合いとか助け合いの精神も大切だなって。一方でステージ上では、自信満々にパフォーマンスする子に目が行くんですよね。自分らしさを忘れず、自信を持ってパフォーマンスする人が魅力的だと感じます。

石川:いまの話にもつながるんですが、自信を持つことは私としては個人的に課題でもあるんです。『Dark Idol』では、周りのみんなが唯一無二の自分らしさを出せているのが、すごく魅力的に映りました。あと、オーディションで落ちてしまったほかのメンバーもすれ違ったときとか、カメラの外で「お疲れ様」「おめでとう」って声をかけてくれて。そういう人間性の高さが素敵だなって思いましたね。

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