連載「YouTube with her」第六回:ハリセンボン

「刺激的なことはテレビでもできる」 添い寝に利き牛乳企画…ハリセンボンがゆるい動画を配信する理由

食事や添い寝……ゆるい動画の需要には驚き

――実際にYouTubeを始めてみた感想を教えてください。

近藤:「こんなにゆるくて大丈夫かな」とは思っていますけど、最近は自分たちも慣れてきました。

箕輪:カバンの中身とか、モデルさんに求められるような企画を、オファーが来なくてもやれちゃうのは楽しいなって思っています。

――おふたりの動画といえば、ロイヤルホストの動画などのような、ゆるいものが人気の印象です。

ハリセンボン春菜がみんなに教えたいロイヤルホストの優雅で大人な最高の朝食!!

近藤:コメントでも、うちらの食べている姿とか、ただゆったりしゃべっているみたいなところが「すごく癒されます」と言われるんです。自分たちとしては生活の一部を見てもらっている感覚だったので、まさか癒し効果があるだなんて思ってもみなかったですね。YouTube界の優香さんや井川遥さんといってもいいくらい、癒し系になれたのかなって感じています(笑)。

箕輪:添い寝動画も好評なんですよ。修学旅行の夜みたいに、2人がベッドに横になっている状態でコソコソっと話すみたいな内容なんですけど、「これを待ってました!」みたいなコメントが一定数あって。そういう需要もあったのかと気付かされましたね。

――そういった企画はどのように生まれるのでしょうか?

近藤:添い寝動画は、私のInstagramに「いろいろ大変で寝られないときに、ハリセンボンさんの動画を見たら少し寝られるようになりました」みたいなコメントをいただいて。そういう方にもっと寄り添いたいなと撮影したんです。コメントは全部拝見していますし、力にもなっています。

箕輪:私もコメントは全部見ていますが、すごく好意的なコメントがたくさんあるんです。インターネットって悪口みたいなコメントが多いイメージがあったんですけど、YouTubeを始めてから、嫌な気持ちになることってそんなに多くなくて。視聴者のみんなも楽しく、チャンネルを平和にするためにコメントしてくれてるんだなあって感謝しています。

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