みちょぱのギャル友達、告白直後にハグとキスをおねだり「ねぇ、ぎゅーしてよ」 『シャッフルアイランド Season5』最終話

ラストシャッフルの結末はいかにーー“やらかし王子”がイケメンに見えた最終日

 告白は男子から。ただし、最終日に同じ島にいない限りは、告白することができない。このルールも、繰り返し聞かされてもう何度目かと思う視聴者もいることだろう。だが、大切なことは何度でも言うべきだし、繰り返し伝えるからこそ、いざ決断のときに重みがのしかかってくるのだ。最終日を前に、女子メンバーのみが挑む運命のラストシャッフル。Island BLUE / PINKの双方から、女子1名が必ず移動するーー。

 BLUE島はまだ話が早い。PINK島に移動したいのは、SHUN(マーケティング会社経営)との再会を願うさゆり(モデル)のみ。彼女が“貝殻くじ”で、赤い貝殻を引き当てればよいだけである。と簡単に言ったが、確率は女子4名で考えると25%。オンエア当日の大谷翔平の打率が.295だったことを踏まえると、可能性はそれ以下の数字だ。ほかメンバーが次々に白い貝殻を掘り当てるなか、残すはさゆり、そしてたいしろう(パーソナルトレーナー)とアレック(パーソナルトレーナー)が見守るCOCO(タレント)のみ。結果は……見事、さゆりが当たりを引き当てた! これで明日、愛しのSHUNとの再会が決まり、ほとんどハッピーエンドは確実。ちなみに先に明かしてしまうと、無事にカップル成立を果たしている。

 数々の失言と空気の読めなさで、視聴者を幾度となく笑わせてくれた“やらかし王子”ことSHUN。こうした番組にはやはり、愛されるキャラが最低一人はいないと。そんなことを思っていたのだが、告白の場でのSHUNはひと味違った。「オレはさゆりの恥ずかしくなって目を逸らしちゃうところとか、スネると島を飛び出しちゃう素直なところも、全部が愛おしい」など、少しスカした言葉選びこそあれ、どうしてかイケメンに見えてきてしまう(実際、SHUNは紛うことなきイケメンなのだが)。と、この後の流れも記そうとしたのだが、もう出来上がっているので、ここはこれでいいでしょう。

PINK島の悲しい結末ーーメンバー3名が次々にリタイアを決断

 問題は、PINK島。全員揃って、意中の相手が同じ島にいるのである。不安しかない表情で、各々が選んだ砂の箱を掘り進めていく一同。だが、今回は“ハズレ”の意味に変わる赤い貝殻を引いてしまったのは……。

 その答えがわからないまま、映像は翌朝に。BLUE島に到着したクルーザー。だが、そこには「誰も乗ってない?」。過去シーズンでいえば、移動メンバーが船内に隠れてサプライズを仕掛けるのが定石だったが、本当に誰も乗っていなかった。

 オンエアの流れを踏んで説明するならば、ちぴたん(nutsモデル)(※)、きょうか(フィットネストレーナー)がすでに白い貝殻を引いていたのがわかっていたため、レオ(アパレル経営)の告白を待つかもしれない、なつみ(タレント)が乗っている可能性はあるはず。

※ちぴたんは、婚姻届の証人にもなった池田美優(通称みちょぱ)のギャル友達だ。

 ……だったのだが、赤い貝殻を引いたメンバーは、昨夜の時点でリタイア。その張本人は、ひゅうが(動画クリエイター)を諦めきれない、あのん(グラビアアイドル)だった。

 最終的に、あのんと、彼女を追いかけるりくと(インフルエンサー)は告白を前にリタイア。さらに「僕は、なつみがいないとなにもできないので」と、寂しそうながらも、本当に“惚れた女”を想う表情のレオもまた、この時点で自身の闘いに幕を下ろしてしまった。まだ初対面のとき、自身の緊張を優しくほぐしてくれたことに「僕の心はなつみで間違ってなかった」と、感謝を示していたあたり、可能であれば彼の報われる姿が見たかった。こうして、メンバー総勢13名で運命の告白を迎えることとなったわけである。

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