みちょぱのギャル友達、告白直後にハグとキスをおねだり「ねぇ、ぎゅーしてよ」 『シャッフルアイランド Season5』最終話

『シャッフルアイランド Season5』最終話

COCO、彼氏に選んだのは? たいしろう&アレックのスタンスの違いが出た告白

 先ほどメンバー13名と記したが、カップル成立の可能性は低いながらも、最後の瞬間まで、自身と、相手の気持ちを信じた女子がふたり。さくら(モデル)とあやか(俳優)だ。特に、さくらは「わかったうえで、結果を知るのも、正直心が痛い」と、告白後に心のうちを振り返っていたが、幸せに結ばれるのを諦めきれなかったというより、最後の一瞬まで大好きなアレックと同じ島で、同じ時間を過ごしていたかったのかもしれない。そう思わされる切ない表情をしていた。

 続いて、たいしろう&アレックが、COCOに告白。たいしろうは「つらいとき、楽しいとき、笑い合うとき、COCOちゃんが一緒にいてくれるだけで幸せです」、アレックは「PURPLE(島)でひと目見たときから、一目惚れしてます」「絶対に幸せにするから、オレの彼女になってください」と、それぞれの決意を述べる。COCOがいてくれるだけで幸せなのか、あるいは自身が幸せにするのかと、それぞれのスタンスが最後まで明確に打ち出される言葉選びとなった。

 それでは、COCOが最後に選んだ男子は……アレック! 「長い間、迷っててごめんなさい」「一緒に過ごせる時間は短かったけど、アレックのことが好きになってました」と、運命的で特別な出会いをしたふたりが、ポジティブな意味で、結局のところ結ばれることとなった。COCOが「そっち行っていい?」と確認しながら、上目遣いで見つめ、アレックの人差し指に顎を支えられ、優しくキス。だが、以前の“ご褒美ジャグジー”での情熱的なキスとは異なり、ふたりの幸せが伝わってくる。“カップルのキス”って、たぶんこういう感じ。幸せな意味でそんな感想しか出てこない、不思議な感情にさせられる一幕だった。

 一方、フラれてしまったたいしろう。それでも、COCOからは以前に自身がしたのと同じように、想いのこもった手紙のプレゼントが。初対面のときでこそ、クールで近寄り難い印象だったが、一時は“逆・羽生結弦”と揶揄されたほどの大型犬のように見えて、小型犬のようにかわいく、茶目っ気ある人柄は、8日間を通してしっかりと届いていたという。好きな人にそんな手紙を書かれたら、もう悔いはないだろう。「フったときもかわいかった」と笑い飛ばすたいしろうのこれからに、幸あれ。

ひゅうが、きょうかへの告白は花束とともに “じゅんぽ”が選んだ衝撃の結末も

 放送とは順番が前後するが、きょうかのもとには、大きなひまわりの花束を持ったひゅうがが登場。彼女に似合う色を選び、その花言葉は“あなただけを見つめる”。8日間、ひゅうががPINK島にシャッフルされてから、片時も離れることがなかったふたり。「少し遠回りして悲しい想いをさせてたけど、オレはこれからはもう、きょうかのことを泣かせません」と、もはやプロポーズのような誓いを告げる。

 きょうかの答えは……「不安なこととか、嫌なこととか、見たくないこととかあったけど、ひゅうがの笑顔を毎日見て、やっぱりそれが好きやなっていうのがあったの」と、彼の隣にいる自分に、ようやく安心ができたようだ。つまり、カップル成立である!

 8日間を通して、初めてのハグ。そして、初めてのキス。「いっぱい笑おうね」「オレが笑わせるわ」「私も」というやりとりには、ふたりの明るい未来が垣間見えた。遠回りしたぶん、最後に抱きしめた幸せは大きい。

 そして、驚くべき結果が待っていたのが、じゅんや(モデル)の告白。なつみとちぴたん、どちらの女子を最後に選ぶのかまったく予想ができなかったが、なんと、告白に向かったのは、ちぴたんの方。「ちぴたん」と呼ぶ一言に、スタジオメンバーも視聴者も驚愕である。もちろん、ちぴたん本人も“えっ、マジ?”という棚からぼたもち状態の表情。信じられない“大まくり”だし、最終日目前に始まった恋だったのに、まだそこから間に合うことがあるんだ? どんなに良心的な保険ですら、加入には間に合わないタイミングだろう。

 「もし、僕でよろしければ、これから先のちぴたんの時間を、僕にください」。告白の言葉がやたらと紳士的で、これまでの振る舞いを考えるに若干の違和感こそあったものの、ちぴたんがこれに応えないわけがない。もちろん、カップル成立。結果として、合計4組のカップルが新たに誕生した。

 その後、「ねぇ、ぎゅーしてよ。はずかしい」と、告白から即座にハグとキスを交わすのだが、やはりギャルは強し。「こんなに決断力がある男だとは思いませんでした」というパンチラインが、我々を強制的に笑わせてくれた。

 なにより、じゅんやも真剣に考えたのだろう。だが、そのうえでどうしても“あ、彼は誇張など抜きに、ショートカットではなく、ロングが好きなんだな”と思わせられた結末。さらに昨晩、“残り時間じゅんぽ”作戦の一環として、ちぴたんがキスを迫ったのも本当に効果的だったのだろう。『シャッフルアイランド』において、時間の短さを埋めるのは、手繋ぎ、ハグ、キスの三種の神器しかないという理論が、またしても強固になってしまった。それにしても、最後には“じゅんぽ”の名付け親と結ばれるとは。だが、筆者は彼をそうは呼ばない。なつみへの失言をまだ忘れていないぞ。仲よくやれよ、ショートカットニキ!

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