この夏、アプリでサクッと自分だけの動画を作ろう! 最新GoProを持ってリゾートに行ってみた

最新GoProを持ってリゾートに行ってみた

アクティブ撮影で活躍する機能

 では、実際にどんな機能があるのかをリゾート地で検証していきたい。今回訪れたのは冒険テーマパーク『ネスタリゾート神戸』だ。自然のなかでアクティビティを楽しみながら、ガンガンGoProを回していきたい。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 まずはプールで撮影開始。ここではGoProの“マウントの豊富さ”が活躍した。GoProのマウントはかなりの種類があり、自撮り棒のようなものから手首や足につけるもの、粘着テープで貼り付けるもの、三脚タイプから口にくわえるものまでありとあらゆる場所に取り付けられる。

 ウォータースライダーで使用したのは、手首に取り付けるハンドストラップ型のマウントだ。手で持つ必要がないため、GoProを付けっぱなしのままアクティビティを楽しむことができる。そのまま足首に取り付ければ、ひと味違った画角を撮影することができる。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 さらにGoPro『HERO12 Black』は水深10メートルまでの防水に対応しているので、プールの深さ程度なら気にせず使用することができる。GoProごと水のなかに投げ入れて撮影する、なんてこともできるのだ。

 水のアクティビティで撮影をして感じたのは、水飛沫の立体感が綺麗に残ることだ。防水である部分も含めて、GoProは水のアクティビティと相性がいい。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 ウォータースライダーのように動きが激しいアクティビティの場合では、「カメラ内水平維持機能」と「水平ロック機能」が活躍する。この機能のおかげで、どれだけめちゃくちゃな動きになっても水平の画角を維持してくれるのだ。

『MAX レンズモジュラー2.0』に付け替えたGoPro

 ここでレンズを超広角POV撮影用レンズ『MAX レンズモジュラー2.0』に交換して、専用モードをONにしてみる。このレンズに換装すると、視野角177度という広画角で撮影をすることができるのだ。より迫力のある景色のPOV撮影をしたいときにおすすめだ。今回は『スカイ・ライン』というジップラインで使用してみた。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 超広角なため、自分がフレームインしているかどうかをあまり気にしなくてもいいのがありがたい。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 『MAX レンズモジュラー2.0』をつけたまま、さらに動きの激しい『マウンテンバギー』のアトラクションを撮影していく。ここで活躍するのが 「フレキシブルグリップマウント」というマウントだ。ゴムに覆われた太い針金のような形状をしたフレキシブルマウントで、形状を問わずどんなところにも巻きつけてGoProを固定することができる。『マウンテンバギー』では、後部のパイプと運転席に装着して撮影をおこなった。

 バギーの振動で手ブレが起きそうだと思われるかもしれないが、「Max HyperSmooth」という手ブレ補正機能が非常に優秀なので、超広角かつ安定した映像を収めることができる。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 また、『MAX レンズモジュラー2.0』を装着したまま専用モードをオフにすると魚眼レンズのような画角で撮ることもできる。超広角な画角を魚眼と標準タイプのどちらでも楽しむことができるのだ。このように、構図やアイデア次第で動画の幅が広がるのはGoProならではの魅力だろう。

今回はネスタリゾート神戸より特別に撮影許可を得て撮影しています。

 「GoPro TRIP」という文字になっているのがおわかりいただけるだろうか。こちらは「ライトペインティング」というモードで撮影した写真になる。GoProを三脚などに固定し、シャッタースピードを調整することで光源を線のように捉えることができる、いわゆる長時間露光用のモードだ。今回は携帯のライトのうえに指をかぶせて明るさを調整し、「GoPro TRIP」と参加者で一文字づつ書いた。光文字のほかにも、都会の車の動きや花火なども線上に撮影できる。こういった機能も、より独創的な動画を作るのに使えるポイントだろう。

 また、この撮影の際には「ボイスコントロールコマンド」が役に立った。離れた場所から撮影をスタートしたいときに、音声だけで操作できるのはとても便利だ。

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