ホスト山本裕典、悲願の売上一位獲得も「まだドリーム掴んでねぇ」 『愛のハイエナ2』最終話

『愛のハイエナ2』最終話

 まず、『山本裕典ホストになる』では、シャンパンも空くなかで、山本の売上は10000円のみと苦戦し終了した前回。そこから山本はスイッチが入ったように、最初にも増してとにかく本気モード。爆撃竜馬、大阪・ミナミの“白スーツ”ひなたらと連携して初回客を盛り上げる作戦に。個人で頑張るのではなく、知らず知らずの間に絆が生まれたホストとうまく連携している姿に、ひなたは「いいっすやん!」と絶賛。最初「山本裕典、ルール知ってます?」と指摘したひなたからも褒められるほどの接客ができるようになったとは、一視聴者として非常に感慨深いなと感じた。

 ただ、相変わらず高頻度のタバコ休憩にスタジオメンバー、ニューヨーク屋敷は「タバコ吸うな」「この時間で5人は行けるやろ」と指摘。他のメンバーの笑いを誘っていた。

 しかし、現実はそう甘くはない。送り指名の獲得頻度は確実に上がっているものの、なかなか飲み直しにはつながらず。ひたすらに“王子接客”の歌舞伎町・ノアが無双していた。そんなノアが「俺が山本裕典さんだったら、めちゃくちゃとがりますね。俺と飲む価値わかってる? くらいに」と過去に発言していたことを実践。

 そんななか、ラストに来たのは山本を「待っとった」と話す売れっ子キャバ嬢。そんなキャバ姫は、今日戦っていることを知り「頑張れよ! 勝ってほしい! 応援するよ」「花持とう、花」と追加注文。これぞ究極の“推し活”である。そんな姫の頑張りもあって、ラストのラストにまさかのシャンパンコールを獲得。この日の売り上げ1位に君臨した。これには他のホストも悔しそうな表情。さらば青春の光・森田は「ワールドカップ観ているみたいや!」とその盛り上がりっぷりを表現した。

 やっと一人前のホストになれた山本に軍神は「この光景が見たかった」と労い。続けて「伝えなきゃいけないことがある」と新店舗の開店を伝えた。これにより山本は「やるよな、パート3?」と前のめり。「まだドリーム掴んでねぇんだよ」と話した。

 番組の後半では、ヒモを買いたい女性たちが本気でヒモを探す「私のヒモになってください。」の最終話が放送。前回、どんなペースで会うのか、どれくらいの優先順位で接してくれるのか、その場合の金額はいくらなのかなどの交渉がそれぞれ行なわれた同企画。

 その条件をもとに、男女ともにヒモにしたいかしたくないか、されたいかされたくないかをジャッジする最終告白が行なわれた。

 そのなかで印象的だったのは、営業職のまみが誰も選ばなかったこと。大学生のあきとを指名し、求めていたはずの条件は全部してくれると思ったものの、自分の夢を持っている時点で「ヒモになる必要ってあるのかな」「もう少し残念な人が欲しかったのかもしれない」と気付かされたと説明した。

 このこともあり、改めてヒモという概念について考えさせられることになった本企画。契約が成立した人たちは、今後どういう生活を送っていくのか、注目したい。

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