実況者グループ・カラフルピーチ、“顔出し”解禁の初イベントで幕張メッセを満員に 仕掛け人たちが明かす「大成功の舞台裏」

初のリアルイベントで“顔出し” 期待値を超えた演出の裏側

ーー今回のイベントで大きな歓声があがったのがメンバーの顔出しだったと思います。この場で顔を出すというのには、どういった経緯があったのでしょうか?

因幡:昨年のU-FES.は、声と手だけの出演でした。ただ、手を出しただけでファンの方々から大歓声があがり、「尊い」といった声があがったんです。今回イベントをやる上で、カラフルピーチメンバーに対しては前提として「顔を見せなくてもイベントは作り上げる事はできる」と話し、やりたいことやどういうイベントにしたいかというヒアリングを行いました。そのなかで、もっとファンの人に喜んでもらう為に、よりイベントの完成度を高める為には顔出し、姿出しをする事は必要になることを伝え、メンバー全員にどういう状態であれば出していいか、許容できるのかをしっかりとヒアリングしました。

 オープニングでは全員シルエットで登場し、ファンの方には「普段顔出ししていないからやっぱりシルエットだよね」と少しがっかりさせておきつつ、実は顔と体を出すよと、しっかり期待値を超えられたと思います。

 ただ、カラフルピーチといえばイラストで、このイラストこそがカラフルピーチなので、子どもたちがみたときに、カラフルピーチメンバーが出てきたところで「誰?」となることを懸念していました。なので衣装担当者ともしっかりと話しをし、顔の近くにぬいぐるみをつけて、「この人はじゃぱぱさんなんだ」という認識がもてるよう、混乱が起きないようにしました。カラフルピーチメンバーの要望を叶えたうえでどうすれば最大化できるか、いろいろな方法で実現してきました。

ーー顔出しした瞬間の歓声がすごかったですが、その状況を見ていかがでしたか?

因幡:初めて顔を出すことに対してプレッシャーや葛藤も強くあったと思いますが、ファンの方々の大歓声を生で体感できた事や、なによりイベントの完成度が上がりファンの方が喜んでくれたり笑顔になってくれた事で、イベントが終わったあとには、「顔を出してよかった」とカラフルピーチメンバーも言っていましたね。

中川:顔出しといい、衣装といい、ファンの方のSNSでの反響もすごかったですよね。

ーー因幡さんたちの熱意が伝わって、今回のイベントは大成功となりましたね。イベントを通して感じたそれぞれの事業の醍醐味を教えていただけますか?

因幡:イベントをつくる過程で僕たちは、メンバーの大変な部分や裏側を全部見てきています。じゃぱぱさんがイベント終盤で涙を浮かべながら想いを語っていてステージから降りたあと、メンバー一人ひとりに「本当にありがとう」とお礼をいっていたのをみて、やってよかったなと。僕たちスタッフにも「今回のイベントをやってくれてありがとうございます」という言葉をかけてくれて、嬉しかったです。

 イベント後にSNSでファンの方が感想をいっぱい書いてくれているのをみると、自分がやったことで関わってくれた方やファンの方が笑顔になってくれたり、元気を出してくれることが一番の醍醐味かなと思います。

中川:因幡さんがほとんどいってくれたんですけれども、イベントやグッズを通じてファンの皆さんが心から楽しんで笑ったり、泣いたりといったところを見られたというのは、すごくいい経験ができたなと感じております。

 クリエイターの方々と打ち上げで話したときに、シヴァさんがこれまでに販売されたぬいぐるみやストラップ、Tシャツをファンの皆さんが身につけて来てくれたのをみて、「今までいっぱいグッズを出してきてよかった」といっていたんです。ファンの皆さんが集まる場というのは今回が初めてだったので、メンバーの方々もいろいろ実感してくれているんだなと思いました。

ーー最後に各事業における展望をお聞かせいただけますか?

因幡:今回はカラフルピーチにとって初めてのイベントでしたが、これからはどんどんイベントの規模を大きくしていきたいです。僕たちはイベントを成功させること、お客さんを喜ばせることはもちろん、クリエイター自身が活動していてよかったと思ってくれる場をつくることを重視しています。今回のイベントで、メンバーたちはカラフルピーチとして活動してきてよかった、これからも活動していきたいという気持ちになってくれたと感じているので、これからもそこを目指していきたいと思います。

三谷:会場で直接グッズを買われた方の顔をみるというのが初めての体験だったので、感無量でした。こういうことが今後もできればいいなと思いつつ、今回のイベントではほかのグッズも出したかった、もっと数量を多くすればよかったというような反省点もあったので、その経験を活かしながら今後のイベントはさらに良いものにしていきたいです。

 また、中川が会場で、「最初に出したカラフルピーチのグッズを見つけた」といっていたのがすごく印象的だったので、私が携わったものをふとしたところで見かけることができるよう、今後もコンテンツの拡大に向けて尽力していきたいです。

中川:カラフルピーチはイベントだけではなく、ライセンスなどでもオリジナルグッズを作っているので、ライセンス周りや施設とのコラボなどを通して今後5年、10年とカラフルピーチの商品が世に出続けていくような施策をどんどん考えていきたいなと思ってます。

■『からぴちパラダイス2024〜やっとみんなに会えるよ!〜』1部の模様はリアルサウンドテックにてイベントレポートを掲載!

日時:6月23日(日)12時掲載

■2部の模様はカラフルピーチメンバーの副音声付きでABEMA PPV独占配信!

日時:6月22日(土)16:30 番組開始|17:00 開始
URL:https://abema.tv/live-event/07c29676-5414-40eb-8ee9-d644112fbfb2
※配信終了後から7月21日(日)23:59まで視聴可能。

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