ぶいすぽっ!メンバーたちが確かな実力を見せつけた 『RAGE VALORANT 2024 feat.VSPO!』現地レポ

アフターパーティでは一点和やかなムード 笑いの絶えない雰囲気に

 ぶいすぽっ!チームを主役にした対戦イベントを終え、その後は元プロ・ストリーマー・キャスター陣らをゲストにしたアフターパーティが開催された。

 3チーム対抗のゲームイベントとなっており、Aチームには夢野・紡木・XQQ・MOTHER3・SurugaMonkey、Bチームには猫汰・胡桃・ボドカ・鈴木ノリアキ・ゆふな、Cチームには八雲・白波・Clutch_Fi・トナカイト・うぉっか、このようにチーム分けされた。

 ステージ上で軽くスキップをするXQQ、「カワイイの代名詞、ノリアキです」と自己紹介する鈴木、「他のチームはキュートかもしれないですけど、このチームはセクシーとギャルなんですよ」というトナカイトの振りから、「脱いじゃおっかなぁ~」と上着を脱ぎだす八雲など、チーム紹介の時点からボケとツッコミが飛び交い、笑いの絶えない状況となった。

 まず第1試合目は以心伝心ゲーム。会場のお客さんがボードを使って提示したお題に対し、5人が回答を合わせるというものだが、これが意外なほどに合わない。そのなかで「XQQコーチのチャームポイントは?」という問題が上がり、XQQ本人が自身のチャームポイントをあげなくてはいけないという地獄のような展開となり、会場が笑いに包まれた。

 ちなみに、XQQは自身のチャームポイントは「声」と回答。練習配信のなかでも自身の声について話題に上がる事が多く、きっと回答してくれる……と予想してたのだろう。そんな期待とは裏腹にチームは「声」をあげることなく、ポイントを稼ぐことができなかった。

 逆にとても美しい回答をみせてくれたのが、「今日のMVPは?」というお題に対するぶいすぽっ!メンバー6人の回答だった。A・B・Cチームとそれぞれに回答し、確認してみると、3チーム2人ずつに振り分けられていたぶいすぽっ!メンバー全員が「みんな」と回答していたのだ。

 あまりにも綺麗かつ美しい答えに、チーム関係なく元プロ・ストリーマーの面々が「これはやってるわ」「マネージャーに裏で『書け』って言われたでしょ?」と驚きつつイジってしまうほど。一心同体とはまさにこのこと、ぶいすぽっ!の美しいチームワーク・友情がそこにあった。

 つづく2試合目は「激レアさんを探せ!」ゲーム。会場のお客さんにむけて3回にわたって質問をして、6人以下まで絞っていくというゲームだ。

 このゲームの面白いところは、質問に該当する者だけが残っていくという形になるため、意外性のある質問でかけあわさった“とんでもない人物”が残る可能性がある。逆に、たった1個の質問のみに該当する人物も存在することになり、一発で当てることができれば非常に盛り上がる。

 Bチームが回答を考えていた際に、猫汰が「うぉっかさんのツイートみたんだけどさ、今日のイベントに『痛車』で来てるひとがいるんでしょ? それ聞いてみたら?」とアイディアを出し、「ぶいすぽっ!の痛車を持っているひとはいますか?」と会場に聞いてみることに。

 これが見事に刺さり、会場も大盛り上がり。鈴木ノリアキが「オレ、あの車秋葉原で見たことあるよ。ってか同じ駐車場に停めたことある」と言うと、これにも会場が大いに沸くことになった。

 最後の試合は「ジェスチャーゲーム」だ。会場にいる元プロ・ストリーマーの男性陣がお題に沿ってジェスチャーし、ぶいすぽっ!メンバーの2人が回答するというもの。

 3チームともにスポーツにまつわるお題からチームメンバーにまつわるお題へと変わっていくという流れになっており、「これぞ!」という動き・ジェスチャーで答えさせたかと思いきや、「どうすればいい?」と思わせるお題でコミカルなジェスチャーをさせようとするものもあった。

 Cチームはとあるお題で引っかかってしまい、トナカイト・八雲・Clutch_Fiが猛烈に抗議すると、Bチームのボドカが「色々うまくいってなかったし、もっかいじゃない?」と優しく尊重する姿勢を見せる。会場も拍手でそれに応えたことで、再挑戦することに。

 だが問題の途中から再スタートしたことで、高難易度なお題が連発。この後に回答したAチームが次々と答えていったのをみて、「いや(Aチームのお題)『野球』って! 俺(のお題)『イナバウアー』!」と、難易度の落差に対してトナカイトが不満気味にツッコみ、大笑いを誘っていた。

 詳しい内容は割愛するが、ABEMA PPVで視聴チケットを購入すればアフターパーティも見ることができるので、興味のある方はチェックしてみてほしい。

 こうしてアフターパーティもさまざまな見どころやお笑いシーンを生み出し、無事に終了となった。

 FPSゲームの真剣勝負とバラエティ企画を組み合わせたイベントはこれまでも何度か開催されていたが、ぶいすぽっ!メンバーをメインに据えてファンが一同に介するイベントがここまでの成功を収めたことは、『RAGE』における新たな事例として意義深いことだったのではないだろうか。今後、彼女らを中心に据えたイベントがふたたび開催される可能性は十分にありそうだ。

〈写真クレジット:『RAGE VALORANT 2024 feat.VSPO!』〉

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