ウド鈴木、50年前の“日産レア旧車”に驚愕 新車同様の外観に「ピカピカじゃないか!」

 旧車をこよなく愛するキャイ〜ン・ウド鈴木のYouTube動画に、国産スポーツカーの先駆けといえるレア車が登場した。

 ウドは、2003年~2004年にBSフジで放送された『ウド鈴木のバカクルマニア』という、車がテーマの冠番組を持っていたこともある、自他ともに認める車好き芸人の一人だ。キャイ〜ンの公式YouTubeチャンネル「キャイ〜ンのティアチャンネル」では、同番組のYouTube版とでもいうべき「ウドクルマニア」と銘打ったシリーズ企画を展開している。

 同企画では、中古車を取り扱う販売店やイベントにて希少なビンテージカーの数々を紹介しており、最近では2月に神奈川県・パシフィコ横浜で開催された日本最大級のクラシックカーイベント「第15回ノスタルジック2デイズ2024」に参戦。現地で数多くの自動車販売業者やカーマニアと交流したのだが、そのなかで、まだ見ぬレアカーの持ち主へのツテができたようだ。

 2024年5月1日に公開された「【ダットサン フェアレディ】新車のような輝き放つ日産車!」と題した動画でウドは、「ノスタルジック2デイズ2024」で知り合った日本旧軽車会のフクチさんから紹介された、旧車好きのマスダさんのガレージへやってきた。

 お目当ての車は「日産ダットサン フェアレディ SR311」。「ダットサン フェアレディ」は1962年に、日産がかつて展開していたカーブランド「ダットサン」より発売された国産初の本格的スポーツカーであり、「フェアレディZ」のルーツとなったクラシックカーだ。

 マスダさんがオーナーを務める「SR311」の年式は昭和42年(1967年)。1970年生まれのウドは「俺よりも3個上だ」といい、57年前の車両であるにもかかわらず、美しいままの白塗りの外観に「信じられないなぁ! ピカピカじゃないですか!」と驚愕した。

 マスダさんの厚意で運転席に座らせてもらえることになったものの、そこは半世紀以上前のスポーツカー。ステアリングが大きく運転席が狭いため、乗車するにもコツがいる。そこで、ウドはマスダさんからレクチャーを受け、左足を入れる→腰をシートに沈める→右足を入れるというプロセスを踏んで、どうにか座ることができた。アルミ製のステップについて「かっこいいですね」といい、やや短めのシフトノブに手をかけると「ノブが小さくて良いなぁ~」と気に入っていた。

 そしてなにより、オープンボディの車体は開放感抜群だ。ウドは「気持ちいいでしょうね」「車体自体もある程度コンパクトだからか、一体化する感じが、大きいオープンカーよりもある気がする」と評していた。

 このようにウドが称賛した、状態が極めて良好な「日産ダットサン フェアレディ SR311」。旧車・絶版車好きの方にとって一見の価値ありなので、ぜひ動画をチェックしてもらいたい。

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