初のリアルイベント『hololive GAMERS fes. 超超超超ゲーマーズ』開催 「ホロライブゲーマーズ」のメンバーを紹介
大神(おおかみ)ミオ:ボケの渋滞を的確に処理するツッコミ担当
そんな白上と旧知の仲である大神ミオは、12月6日にデビューを果たした。黒のロングヘアーと赤のメッシュを入れた髪型、それに合わせた黒を重視した衣装で存在感を放っている大神が、その本領を発揮するのが多人数が絡んだ配信だ。
本来はおおらかな性格で、ツッコミ向きではなかった彼女だが、デビューした当初に「ウチがツッコむ側にならなきゃいけない」と気づく。そして、現在に至るまでホロライブのツッコミ役を担ってきた。組織のバランスを考え、ポジションを変化させられる柔軟さを持っている。
渋滞しそうになるボケ、自然発生するやらかしを視界に収め、パっとツッコんでいく。いつしか常識人・ストッパー役としてメンバーやファンに認知されるようになった。
また次々と面白いアイデアを出すメンバーらを活かした企画を立てることも多く、ユーモアあふれる内容はホロライブメンバーの魅力をさまざまな角度から引き出している。
的確なツッコミ役の大神だが、ソロの配信となると言葉数やテンポをグッと落とし、ゆったり・ふんわりとしたムードで配信することが多い。
FPS、アクション、RPGなど幅広いジャンルのゲームを配信でプレイしているが、彼女の得意タイトルといえば「Splatoon(スプラトゥーン)」シリーズで、総プレイ時間はまさかの1000時間超え。もちろん、ホロライブでも屈指の実力を誇る。
だがプレイしすぎた影響から左手親指の軟骨が全部なくなってしまい、「これ以上プレイすると手術が必要である」と医師から診断されたらしい。そのため、最近はプレイする機会が無くなってしまったようだ。普段の彼女が見せる落ち着いた性格や口調からは一線を画す、まさに「ゲーマーズ」らしいエピソードともいえよう。