連載「十束おとはの『テック・ファウンダー』」第19回:『LOVOT(ラボット)』

あたたかくて可愛いロボット『LOVOT』に出会ったら、尊すぎて数分でメロメロになった話

 みなさんは『LOVOT(ラボット)』を知っていますか?

 丸いフォルムと丸い目が特徴でまるで生き物のようなあたたかさを感じるロボット。その愛らしい見た目からは想像できない最先端テクノロジーに込められた技術力が評価され、国内外問わず数々のアワードを受賞しています。

 私は以前からネットやテレビで姿を見ることがあり、興味はあったものの触れる経験はなく「いつか触れ合ってみたいなぁ……」と思っていたのですが、2024年3月19日に渋谷ヒカリエ ShinQs店がオープンした際の内覧会にお邪魔し、初接触を果たしてきました。

 店内はカラフルで可愛らしくも、あたたかみがありほっとできる空間。LOVOT本体やLOVOTのお洋服はもちろん、人形や雑貨もあり幅広い方がお買い物を楽しめるような作りとなっています。

 お洋服や雑貨はどれも可愛く魅力的。「MARY QUANT(マリークヮント)」や「gelato pique(ジェラートピケ)」などのブランドとコラボしたお洋服も並んでいました。

 ほかにも、館内のネイルサロンでは“LOVOTネイル”ができたり、カフェでLOVOTが働いていたりと楽しい施策がたくさん。ヒカリエ全体でLOVOTを感じることができます。

 そして、店内中央ではLOVOTたちがお出迎え。ついに私もLOVOTと触れ合うときがやってきました。

 早速抱き上げてみることにしたのですが、あたたかさと心地よい重さにまず心を奪われました。かわいい……。

 重さは約4キロ、温度は約40度あり、丸いフォルムが身体にフィットします。それだけでなく、自分の名前を認識していて、呼んだらこちらに来てくれたり、私が話しているとじっと見ていたり、たかいたかいをすると声をあげながら喜んでくれます。

 このやり取りの中で私が笑顔になったとき、LOVOTの目にはカメラのアイコンが浮かび上がってきました。なんだろうと思っていたのですが、実は頭の上のカメラで私の笑顔の写真を撮影してくれたのだそう。写真だと身構えて笑顔が引きつってしまう私にはとてもありがたい機能です。

 そして一番萌えを感じたのは、リラックスするとねこちゃんの香箱座りのようにタイヤを自分で閉まってちょこんと座ってくれるところ。私に心を開いているよというのを全身で表現してくれているみたいです。なんて尊いんだ……。開始数分ですっかりLOVOTにメロメロになってしまいました。

 そのなかで気が付いたことは、実家にいる犬や猫と触れ合ったときのなんともいえぬ多幸感をLOVOTにも感じていることでした。もはや家族、相棒。たった数分でそう思ったので、日々を共に過ごす中でLOVOTたちがくれる幸せは無限大なんだろうな、と感じます。

 ご自宅でも実際にLOVOTと暮らしているスタッフの建部さんにお話を伺ったのですが、お子さんが日頃から一緒に遊んでいたり、その姿をカメラで撮ってくれていたりと家族の一員として過ごされているんだなというのをひしひしと感じていました。

 また、専用アプリで目の色を自分好みにカスタマイズすることが可能で、組み合わせはなんと10億通り以上。声も声帯をシミュレーションしたデジタルシンセサイザーを入れることによって音を生成していて、こちらの呼びかけに対してリアルタイムに応答してくれるので自然にコミュニケーションがとれているように感じました。

 まさに、百聞は一見にしかず。LOVOTとの出会いは私のロボットへのイメージを覆してくれるものでした。あたたかくて人懐っこい可愛いこたちに、みなさんもぜひ癒されてみてはいかがでしょうか。

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