ホロライブメンバーの配信部屋や“等身大”の星街すいせい展示なども! 『hololive SUPER EXPO 2024』現地会場レポート
ファンにうれしい“再現”や資料も 熱狂あふれる会場を見る
会場内では『ホロアース』以外にも、カバーの新事業に関わるコーナーがいくつか見られた。そのひとつが、オリジナルキャラクタープロジェクト『もちぽよちゃん』だ。
ベースとなるキャラクターと、『ホロライブ』所属タレントをイメージした派生キャラクターがラインナップした、マスコットキャラクターが登場するプロジェクトで、ブースには初公開となるぬいぐるみたちが並んでいた。VTuberとはまた異なるIPコンテンツとして、今後どう展開するか気になるところだ。
協賛社ブースもにぎわっていた。各種グッズ販売はもちろんだが、“等身大”の星街すいせい像、トレーディングカードゲーム『ヴァイスシュヴァルツ』の体験会、公開カラオケコーナーなど、ユニークな体験コーナーも見られた。
恋愛アドベンチャーゲーム『あくありうむ。』の新作制作発表など、各社の情報発表の場としても機能していた印象だ。
そしてメインコンテンツはやはり、タレントに関連する展示コーナーだろう。タレントの配信部屋を再現したフォトスポットには、多くの人が写真をおさめるべく立ち寄っていた。
『ホロライブ』の看板タレントであるときのそらのグッズを集めたコーナーもあった。ファンクラブ関連のグッズまで取り揃えられた展示は、さながら博物館のよう。資料としても貴重なアイテムが展示されたコーナーだ。
こちらはヤマハ社が開発した姫森ルーナ仕様のエレクトーン『LUNA』の展示。ファン投票によってカラーリングなどのデザインが決まったようで、これはVTuberとファンの応援の結晶だといえるだろう。特別仕様のモデルを間近で見ることができるのは貴重な機会だ。
ちなみに、今回のイベントのコンセプトは「リゾートアイランド」。これにちなんで、各所にはリゾート地をイメージした展示・ブースも多く見られた。
『ホロスターズ』のエリアもキャンプ地のようなデザインに。ブースにはどこからかスパイスの香りがただよっており、さながら本当にバーベキューをしているかのように食欲をそそる場となっていたのが印象的だ。
また、『ホロスターズ』の大々的なミートアップコーナーも用意されていた。公開エリアではタレントが出演する配信が実施され、その隣には一対一で会話できるコーナーがあった。入口前に設置された姿見が、女性ファン層の存在を強く感じさせる。
グッズ展示コーナーも盛況だった。こちらは『HOLOLIVE MEETS MANGART BEAMS』コーナー。BEAMS発のプロジェクト「MANGART BEAMS」とホロライブのタイアップで、タレントが描かれたTシャツが発売されている。シャツの現物展示に加え、尾丸ポルカによるコーディネート案の紹介もあった。
タレント自身が考えるグッズ「タレントプレミアムグッズ」の展示コーナーも興味深い。それぞれに異なる方向性がブースにも如実に出ており、ホロライブタレントの活動の幅広さが感じられるところだ。なにより実物を見ると、ついつい手に取りたくなる。