コジプロが完全新規IPのアクション・エスピオナージ・ゲーム制作を発表 小島監督「集大成の作品になると確信」

 コジマプロダクションは、2月1日放送の「State of Play」にて、完全新規IPとなるアクション・エスピオナージ・ゲーム『PHYSINT(仮)』の制作を発表した。

 今回の「State of Play」では、『Death Stranding』の続編タイトルが『Death Stranding 2 On The Beach』に決定したこと、2025年の発売が発表され、最新映像も公開。その後、小島秀夫監督が登場し、完全新作となるアクション・エスピオナージ・ゲームについて語った。

「まったく新しい、オリジナルのIPになります。新世代のアクション・エスピオナージ・ゲームです。準備は始めていますけども、『Death Stranding 2 On The Beach』のあとに本格的にコジマプロダクションで制作にかかります。ソニーさんとはほぼ30年にわたり、エスピオナージものを一緒に育ててきたという、強い経験もあります」

 そして、「ソニーさんはゲームだけではなく、音楽も映画もされています。間違いなく強力なコラボレーションになるはずです。さらに2年後には僕のゲーム制作人生の40周年を迎えます。このタイトルが僕の集大成の作品になると、確信しています」と続け、「まだ詳しくは言えませんけども、最先端のテクノロジーと世界中の才能を集結して作る予定です。もちろんインタラクティブなゲームなんですけども、ルック、物語、テーマ、キャスト、演技、ファッション、サウンド、どれをとっても同時に映画でもあるようなものです。本作で映画とゲームの壁を越えたいと思っています」と、この作品に懸ける思いを明かしている。

 発表後、コジマプロダクションの公式Xでは「本作はSIEの全面的な協力のもと制作。最先端のテクノロジーと世界中の才能を集結し、映画とゲームの壁を超え、これまでにない新しいインタラクティブ・エンターテインメントを提供します。今後の続報にご期待ください」とポスト。小島監督も「“PHYSINT(仮)”はコジプロ設立後、3つ目になる全く新しいオリジナルIPになります。新世代の“アクション・エスピオナージ(諜報)・ゲーム”の完全新作です。最先端のテクノロジーと映画やゲームを問わず、世界中の才能を集結して創る予定です。もちろんインタラクティブな“ゲーム”ですが、ルック、物語、テーマ、キャスト、演技、ファッション、サウンド等、どれをとっても“映画”とも言える次のレベルの“デジタル・エンターテイメント”を狙います」とコメントを寄せている。

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