千原せいじ、『湘爆』仕様にカスタムした国産バイクを披露 原作者も称賛「素晴らしい」

 2024年1月6日、千原せいじが自身のYouTubeチャンネルを更新。『GS400(スズキ)』のカスタムについて総集編を投稿した。

 今回、せいじが公開したのは、GS400の湘南爆走族仕様完成物語。動画内では、フェーズが出会い、課題、転機、完成、移植、改良の6つに分かれている。

 GS400との出会いは、2021年6月5日に投稿された動画内でのことで、せいじはモトコンポを預けたバイク屋「SLOW☆LIFE」に訪問。ショップ内で憧れのGS400を見つけ、オーナーが友人ということで、相談したところ借りることになった。その後「SLOW☆LIFE」の手を借りながら、1982年から1987年まで連載されていた人気漫画『湘南爆走族』の主人公・江口洋助仕様にカスタムする過程を撮影している。

 予定では1〜2ヶ月ほどを想定していたが、パーツを集めづらいという点で大きな課題があった。どうやら、フロントフォークやインシュレーター、スポーク、サスペンションなど、多数の部品を変更する必要があるようだ。1ヶ月後に様子を見にいくと、以前とほとんど変わっていない状況に見える。大掛かりなカスタムかつ他のお客さんの対応もあるため、作業が難航しているようで、せいじは「手抜きすぎやって」と社長を鼓舞していた。

 その後、企画を続けているととある転機が。なんと、知人がGS400を所持しており「売りたい」と言っているらしい。せいじが買うのかと思いきや、周囲の人たち数名も「それなら欲しい」と名乗りをあげたため争奪戦に。ジャンケンで決めようとしたところ、別の人が勝ったが、最終的に「なんかジャンケンとかしたけど俺買うわ」と半ば強引にせいじのものになった。譲り受けたGS400は以前のものより状態が良いため、今後のカスタムでパーツの流用などを行う。

 動画後半に入ると、ついに湘南爆走族仕様のGS400がほぼ完成。実物を見ると、せいじは「ええ感じやで。嬉しいわ。これええわぁ」とご満悦の様子だった。服装も江口洋助仕様に変え、ツーリングを楽しんでいる。

 移植のフェーズでは、仕上げとして、購入したもう一台のバイクのパーツを分解。せいじも作業着を着て作業を手伝っていた。そして、最後の改良フェーズでは、解体したフレームをコーティング。2台を合体させ、ついに憧れのGS400が完成した。動画では、完成した車体を湘南爆走族の作者である吉田聡に見せており「素晴らしい」とお褒めの言葉もいただいている。

 コメント欄では「いいなぁ…GS400。しかも江口仕様で最高なGS。」「せいじさん。明けましておめでとうございます。カッコいいですね」などの反応が寄せられていた。

 過去に熱中した漫画の再現をするという、ロマン溢れるカスタムを行ったせいじ。課題はさまざまあったものの、持ち前の運も発揮し、ついに完成まで辿り着いた。動画内では、次の企画として、1970年代の映画『マッドマックス』で登場したバイクを完成させると宣言している。今後も、せいじのYouTubeチャンネルから目が離せない。

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