所ジョージ、カスタムしたホンダ名車バイクをレビュー 金額で妥協した箇所に喝「そんなかかんないだろ」

 「世田谷ベース」の総務担当・雄一郎さんが、“ボス”である所ジョージにカスタムした愛機「ホンダ CB400 SUPER FOUR」をレビューしてもらう様子を、自身が運営するYouTubeチャンネル「SETAGAYA BASE ユーチャンネル」にアップした動画で公開した。

所さんがマジレビュー!ドラッグカスタムCB400SF

 同チャンネルは、所ジョージの事務所兼秘密基地「世田谷ベース」で総務業務を担う雄一郎さんが2017年2月より運営し、主にバイクや車に関する動画を投稿しているYouTubeチャンネル。

 雄一郎さんは2023年9月23日に公開した動画で、「ホンダ CB400 SUPER FOUR」を購入したと報告。カウルのないネイキッドバイクである同車両を用いて「新しいネイキッドカスタムに挑戦したい」「ドラックマシンにしたい」というビジョンのもと、10月15日に富士スピードウェイで開催されるサーキットイベント「FUJI SPEED FESTIVAL 2023」でのデビューを目指して、改造に着手した。

カスタムCBを所さんに見せに行った。

 その後、カスタム車両が完成。10月5日に公開した動画で、出来栄えを“ボス”に見てもらったところ、バーハンドル用のステーに言及していた。

 しかし、同月13日に公開した「所さんがマジレビュー!ドラッグカスタムCB400SF」と題した動画で、雄一郎さんか語った内容によると、この10月5日公開の動画はTAKE.2とのこと。肝心のTAKE.1は、手持ちカメラが停止していたため、所によるレビューの大半を撮り逃していたようだ。しかし、後に固定カメラが起動しており、このときの様子を辛うじて収録していたことが判明。かくして、改めて所がCB400SFのレビューを行ったときの映像が披露されることになった。

 所はCB400SFを見るなり、開口一番「これはこれで面白いんじゃない?」といい、「ずいぶんキュッとコンパクトになった感じがするよ」と、ボディーが引き締まったことを評価した。しかし、そこはバイクカスタムの達人。ブラックに塗装されたエンジン付近を指して「黒抜いちゃえば良かったのに」と厳しいチェックが入る。雄一郎さんが「お金がかかる」と拒否反応を示すも、所は「そんなかかんないだろうよ。抜くくらい」と譲らなかった。とはいえ、気になるのはそういった細かな個所くらいで、カスタムの方向性としては気に入ったらしく、「最近のオートバイのよう」「ホンダが作りそう。良いじゃない」とも話していた。実際に跨ると、「乗りやすそうじゃん」と好印象を持ちつつも、ステップの位置をやや後ろにしたほうがいいと改善点を指摘していた。

 このように、個性的なバイクカスタムを「面白い」とおおらかに受け入れつつも、細部に独自のこだわりを見せるのが、バイク好きの所らしい。雄一郎さんはCB400SFを「10年ぐらい自分の身体に合うようにカスタムしていきます」と宣言していたが、自身の嗜好と所のアドバイスの狭間に揺れながら、どんな車両に作り変えていくのか。引き続き、注目していきたい。

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