令和ロマンと映画監督・長久允が語る“Artistspokenの魅力” 「ダラダラしゃべってる方が説得力がある」

令和ロマンと長久允が語る“Artistspokenの魅力”

アーティスト特化型の音声メディアは珍しい

――いろんな音声コンテンツがある中で、Artistspokenの強みはなんでしょう?

くるま:重複しちゃいますけど、有料部分があること。それにプラスして、いろんな業界の方がいて、聴き放題に入ることで、普段は届かない方にも届く可能性があるっていうのが特長ですね。たまに芸人と他業種の人がコラボする場があるのもすごく楽しい。

ケムリ:音声系のメディアって、誰でもできるところが多いなかで、ここはアーティスト特化というのが新鮮ですよね。地上波の局がやってるラジオと、音声メディアの良いとこどりな感じがします。

くるま:本来、ラジオって閉鎖的だったけど、今は書き起こされてSNSに投稿されちゃうわけで。でも、有料なので閉鎖的ですよね。ラジオに近しい魅力がある気がします。

長久:なんか調子よさそうですよね。最近、どんどん、わけのわからない人たちの普段聴けない話が聴けるようになってきそうだからすごく楽しみだなと思っています。

――みなさんは聞いている番組はありますか?

くるま:僕は相武紗季さんの『I.M.A』ですね。働くお母さんって「こんなこと考えてるんだ」っていう情報が入ってくるというか。SNSでもママさんのブログや漫画って見ますけど、なんかファンタジーなんです。でも、女優さんや芸人さんが、自分のお母さんが言っていたようなことを言っているのって、すごく脳に入ってきやすくて。ああいうジャンルって、音声コンテンツは向いてるんだなと思うんですよ。文章で読むよりも温度があって、ダラダラしゃべってる方が説得力があるというか。

ケムリ:好きな人は、田中泯さんです。田中泯さんのことがすごく好きです。聴いてるとかじゃなく、好きです。二条城で田中泯さんが踊ってるところを両親と見たことがありますからね。

くるま:そんなになんだ。

長久:僕は町田康さんのをよく聴くんですけど、なんか音量が小さくて……。

くるま:「アースポ」あるあるね。

長久:それから永野さんやDr.ハインリッヒさん、横澤(夏子)さんのも聴きます。自分がパーソナリティをやる前から、普通に聴いてたんですよね。

くるま:珍しい!

ーーそんなことないと思いますよ(笑)。

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