「おばあちゃんになるまでコスメ系YouTuberで」 コスメヲタちゃんねるサラが明かす、“プチプラコスメ=サラ”になるまでの軌跡

コスメヲタちゃんねるサラの軌跡

 YouTubeでコスメや美容について情報を発信するコスメ系YouTuber。そのなかでも「コスメヲタちゃんねるサラ」は、プチプラコスメのレビューにおいて絶大な支持を獲得している人気チャンネルだ。

 そんな「コスメヲタちゃんねるサラ」を運営するサラが、9月14日に初のコスメ本『プチプラコスメでつくる ちょっとメイクが楽しくなる本』(宝島社)を出版。今回はサラに、コスメ本の制作過程や8年に及ぶYouTubeでの活動について話を聞いた。

初めてのコスメ本はフルメイクを“5回やり直す”過酷な撮影に

ーー『プチプラコスメで作るちょっとメイクが楽しくなる本』の出版おめでとうございます! まず、出版することになった経緯を教えていただけますか?

サラ

サラ:ありがとうございます。宝島社さんにお声掛けいただいたことがきっかけですが、動画しかやってこなかったので、視聴者さんの手元に残る形でコスメやメイクの楽しさをお届けできたらなと思い、出版させていただきました。

ーー出版が決まった時の心境はどうでしたか?

サラ:実はまだYouTuberとしての実感もないんです。動画でコスメを紹介していたら、私のことを知っている人がいっぱいいるみたいな感じで、いまだにこの状況が信じられない。本に関しても、「あれ? 私の本がなぜか本屋にある」みたいな不思議な感覚です。

ーー本には「『私がレフ板』くらいの勢いで輝きましょう」や「表参道の肌は、ツヤに始まりツヤで終わる」など目に止まる表現がたくさんありました。言葉を選ぶ際に意識したことはありますか?

サラ:私自身、文章を読むのが得意ではなくて、長時間集中して本を読めないんです。なので、みなさんが楽しく本を読み続けられるように、ちょっと面白い話を入れて、動画の雰囲気が本でも伝わるように意識しました。

ーー本を制作する過程で大変だったことはなんですか?

サラ:大変だったのはやっぱり撮影ですね。撮影に丸4日間かかったんですけど、フルメイクを5回くらいやり直しました。

 全部私物なので、スーツケースに詰めるのに毎回2時間くらいかかりました。スタジオに着いたらスーツケースからすべて出して、間違えないように撮影前に並べて、メイクして撮影して、またメイクして……というのがすごく大変でした。

ーーワンカット撮影するのにどのくらいの時間がかかっているんでしょうか。

サラ:メイクは40分から1時間くらい。「7days make-up」でいうと、まつげを1本1本つけるのに15分くらいかかりました。

 写真映えするメイクに慣れていないので、全体的に違いを出すというのが難しかったです。

ーーハードな撮影だったことが伝わってきましたが、印象的だったカットはどれでしょう?

サラ:印象的だったカットは韓国アイドルのなりきりです。いままでやったことがなかったのですが、マイクを耳にかけたときに、スタッフさん達から「アイドルっぽい!」と歓声が上がって、ノリノリで撮影できました。撮影自体は大変だったんですけど、女子会みたいで楽しかったです。

ーー韓国風アイドルの写真は、いろんな思いが詰まっているんですね。今回のコスメ本でとくにこだわったところを教えてください。

サラ:動画だとスマホでフル画面にしても細かいところまでは見られないですけど、本だとまつ毛の1本1本まで見せられる。静止画という本の強みを活かして、「NG⇄OKメイク」や半顔メイクを大きく見せるというところにこだわりました。

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