“歌う”以外の楽しみ方を提供する業務用通信カラオケが登場? JOYSOUND新商品発表会レポート

JOYSOUND新商品発表会レポート

 業務用通信カラオケの新フラグシップモデル『JOYSOUND X1』が、今秋より発売となる。

 コンセプトに掲げるのは「無限にひろがる、カラオケの常識を超えたエンターテインメント体験。」。双方向通信により、離れた場所から集い楽しめる「オンライン・エンターテインメント」、インターネット上で常にアップデートされるアプリケーションで、集いの場をさらに盛り上げる「コミュニケーション・エンターテインメント」、歌う楽しさで心のボリュームを一層上げていく「カラオケ・エンターテインメント」の3つのエンタメを軸にしながら、“歌う”という楽しみ方に加え、様々な場所での多様な楽しみ方、新たなカラオケの価値を『JOYSOUND X1』は提供していくことができる。

X PARK

 その「オンライン・エンターテインメント」と「コミュニケーション・エンターテインメント」を提供するため、新しいエンターテインメント・プラットフォーム『X PARK』が始動。カラオケのある空間同士をオンラインで繋ぐ『X PARK パーティー』『X PARK レッスン』『X PARK プレイ』の3つのサービスを、『JOYSOUND X1』によって体験することが可能になる。

 集まりたいというニーズを、カラオケを使って手軽に実現することができる『X PARK パーティー』で注目なのは、「ファンミーティング」である。アーティストを中心としたファンの集いをカラオケ空間で実現し、一緒に声を出して交流したり、飲食を楽しんだり、自宅では味わえない「オンラインファンミーティング」が誕生しようとしている。

 カラオケ空間で気軽に学ぶことができる『X PARK レッスン』では、音楽制作会社「REY'S IN GROUP」がプロデュースを手がける「JOYSOUNDボーカルレッスン」を展開。プロ講師によるカラオケ採点での高得点獲得や歌唱力アップにつながる豊富なカリキュラムが用意され、生活圏内で、特別な準備をすることなく気軽にレッスンを受けることが可能となる。

 「早押しクイズやろうぜ!」「人狼やろうぜ!」「いきなりパーティー」といったいわゆる“遊ぶ”ことを提供する『X PARK プレイ』は、先述した『X PARK パーティー』の「みんなでオフ会」と組み合わせることもできる。

 “歌う”という本来のカラオケとしての価値も『JOYSOUND X1』では大幅にパワーアップしている。業界最多の35.5万曲という圧倒的な曲数を誇るとともに、日本フィルハーモニー交響楽団の世界的奏者の演奏を音源化することで強化されたカラオケ専用生音源『X-LebenⅡ』は特筆すべきポイントだろう。ハイレゾサウンドに、デジタルサウンドを際立たせるワイヤレスデジタルコンデンサーマイク、デジタルパワーアンプ、さらに4K映像、高性能採点機能『分析採点AI』は、新たなカラオケ・エンターテインメントを提供してくれるはずだ。

 JOYSOUNDを提供する、株式会社エクシング代表取締役社長の水谷靖氏は、新たなコーポレートスローガンに「挑むことが、未来を作る。」と掲げている。社名にある「X」にはこれまでの常識にはない未知なるものが、「ING」にはその未知に挑み続ける、挑戦の姿勢が表されていることからだ。カラオケの常識を超えた新体験、新しいエンタメの礎が『JOYSOUND X1』によって築かれようとしている。

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